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物価高騰等で困窮するひとり親家庭へ、訪問型病児保育で支援を拡大!感染症流行期に向けて、安定した就労環境を提供

認定NPO法人ノーベル



訪問保育事業を展開する認定NPO法人ノーベル(大阪市中央区、代表理事:長谷 亜希、以下「ノーベル」)は、最近の物価高騰によりこれまで以上に経済的な困難に直面しているひとり親家庭を支援するため、2025年3月までに例年の1.5倍となる100世帯に訪問型病児保育を提供します。感染症流行期であるこの時期に、子どもの病気で就労に支障をきたしやすいひとり親家庭が安心して働き続け安定した収入を得られるよう、入会者を広く募り支援を拡大します。また、100世帯分の支援財源として570万円の寄付を募るクラウドファンディングを2024年11月14日から2025年2月14日まで実施します。

冬の感染症流行期に訪問型病児保育の必要性が高まる理由
訪問型病児保育は、子どもが病気の際に働く親に代わり保育スタッフが自宅でケアを行うサービスです。37.5度以上の発熱がある場合、通常の保育園では子どもを預かれませんので、子どもを預ける場合は病児保育を利用しますが、大阪市内の病児保育施設は18カ所のみで、冬季には予約が殺到し、利用できないことも多々あります。
預け先が確保できなければ、親は仕事を休んで看病するしかなく、ひとり親家庭の約半数が非正規雇用で働いているため、欠勤による収入減が避けられません。

そんな中、近年の物価高騰がさらにひとり親家庭に追い打ちをかけています。
ひとり親家庭からは日々、「生活費が足りずスーパーに行くのが怖い」「明日の食事にも困っている」「子どもの成長を喜べない」という声が寄せられています。

ノーベルの訪問型病児保育は、感染症が流行している時期でも、当日朝8時までの予約で100%自宅に駆けつけ保育をするため、親御さんは子どもが病気になった際の預け先に困ることがなくなります。
ひとり親家庭にとって、これからの時期は特に、安心して働き、安定した収入を得るために訪問型病児保育が欠かせません。

ひとり親支援内容と利用条件
ノーベルは、2010年のサービス開始以降、大阪府・兵庫県の16自治体で累計約2.3万件の訪問型病児保育を展開しています。経済的な困難を抱えるひとり親家庭には、寄付を財源に通常月平均10,000円の月会費を月1,000円で提供しており、子どもの病気を心配することなく働き続けられる環境を届けています。
また、ひとり親家庭の子育ての負担を軽減するために、子どもが元気な時にも利用できるベビーシッターサービスを期間限定で500円/時間とすることとしました(通常2000円/時間)。冬の感染症流行期の休園・学級閉鎖の際や、親の体調不良、歯科や耳鼻科等の定期健診の付き添いなど、短時間でも大人の手を借りたいときにご利用いただけます。

■対象者:年収300万円以下、生後6か月~小学6年生の子どもがいるひとり親家庭
■加入期間: 子ども一人につき1回、ご利用開始月から最長2年
■利用可能エリア:
全域対応:大阪市・吹田市・豊中市・守口市
一部対応:堺市・東大阪市・八尾市・茨木市・高槻市・摂津市・枚方市・尼崎市・西宮市・箕面市・池田市・伊丹市
■保育時間:月~金 8:00~18:30
■利用料金:月会費1,000円、病児保育1,000円/時間(毎月初回病児保育利用は無料)、ベビーシッター500円/時間(2025年3月31日まで期間限定)
■入会希望者問い合わせ先
入会窓口:06-6940-4130
クラウドファンディングで570万円の寄付を募集
100世帯に訪問型病児保育を提供するため、ノーベルは2024年11月14日から2025年2月14日までクラウドファンディング「GIVING for SDGs sponsored by ソニー銀行」に参加し、570万円の寄付を目指します。
集まった資金は、月会費補填などひとり親家庭のための保育費に充てられます。
病児保育を利用したひとり親家庭からは「職場での評価が上がり時給が上がった」「収入が安定し、子どもをレジャーに連れて行けるようになった」といった喜びの声が寄せられています。
ひとり親家庭が安定した就労を続けられることで、貧困の連鎖を断ち切り、子どもの健やかな成長を支える環境を提供します。

キャンペーン名称:
子どもの急病時、頼り先がない!大阪のひとり親100世帯に「訪問病児保育」のサポートを届けたい
開催期間:2024年11月14日(木)~2025年2月14日(金)
目標金額:570万円
キャンペーンサイト:https://congrant.com/project/nobel/13710
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