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本田望結「できるでしょ目線だった」カーリング競技シーンを影で猛特訓

(左から)長澤樹、本田望結、川口ゆりな (C)ORICON NewS inc.
(左から)長澤樹、本田望結、川口ゆりな (C)ORICON NewS inc.
 映画『カーリングの神様』公開記念舞台あいさつが9日、都内で開かれ、出演した本田望結(20)、長澤樹(19)、泉智奈津(19)、白倉碧空(18)、川口ゆりな(25)、本木克英監督(60)が登壇した。

【動画】ボディラインあらわ!カーリングウェアでイベントに登場した本田望結

 同作では、プロの猛特訓を受けてカーリング競技シーンに挑んだ出演者。特訓時の苦労を聞かれ、本田や白倉は余裕の表情を浮かべる。白倉が「カーリング場に入ってきた時から舞い降りてきた」とふざける様子を横に、川口は「よう言うな」と苦笑い。「みんなで切磋琢磨しながら」と明かし、「私たち4人からしたら、望結ちゃんは大変な様子を一切見せなかった。プロだった」と話した。

 本田は「めっちゃ隠してたんです」と告白。フィギュアスケート選手として見られ、監督やスタッフからも「できるでしょ目線だった」と言い、「だから、みんなが見てないところで端っこで」特訓したことを打ち明けた。カーリングでは右足が滑らないようになっており、右足と左足で使い分けが必要で、「それがフィギュアにはないので、使い分けが大変でした」と振り返った。

 本木監督は「(グリップの使い分けの)習得は本当は半年くらいかかるってコーチに言われてたんだけど、今回のコーチは一週間あればできるよって言ってて」と話すと、全員が驚がく。さらに「それで、本田望結でしょ。できるんじゃないのって」と本田を信頼していたことを明かすと、本田は「それです。そのプレッシャーが…」と苦笑いを見せていた。

 同作は、大きな壁にぶつかりながらも、子どもの頃の純粋な気持ちを思い出すことで、仲間と一緒に熱中する喜びを噛みしめる女子高校生たちの姿をみずみずしく描き出した青春スポーツ映画。

 高校生の香澄かすみは、本州最古のカーリング場がある軽井沢にほど近い町御代田町でカーリングと共に暮らしてきた。小学生時代には、チーム<みよステラ>で優勝経験もあるが、その後チームは解散。香澄はくすぶる日々を送っていた。地元で、カーリングの国際大会が開催されることになり、香澄は「オリンピックに出場するような強豪チームと対戦できる国際大会のエキシビションマッチに出るチャンス!」と再び情熱を燃やす。

 かつてのチームメイト・優芽と沙帆と共にみよステラを再結成。さらに、現在は強豪チーム<軽井沢EC>に所属する、かつてのチームメイトの舞も誘うが、聞く耳を持たないばかりか、ライバルとして立ちはだかる。舞の代わりに東京からの転校生、実乃梨がチームに加わるも素人で戦力にならず、コーチ探しにも苦戦、カーリング場の老朽化のため開催地を軽井沢に奪われるかもしれない危機。果たして、町に伝わるカーリングの神様は現れるのか 。

 秋山ゆずきらフレッシュなキャストたちに加え、高島礼子、柄本明、田中麗奈、六角精児など豪華なベテランキャスト陣がガッチリと脇を固める多彩な顔ぶれ。監督を務めるのは、『超高速!参勤交代』(14)でブルーリボン賞作品賞や日本アカデミー賞優秀監督賞に輝き、『空飛ぶタイヤ』(18)で日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞し、『大コメ騒動』(21)や、池井戸潤原作を映画化した『シャイロックの子供たち』(23)などのメガホンを取ったストーリーテリングの名手、本木克英。個性あふれる俳優たちとともに感動の物語を創り上げた。

 イベントで、日本カーリング協会理事で、1998年長野冬季五輪スピードスケート女子500メートル銅メダリストの岡崎朋美(53)から映画公開を祝って花束が贈られた。また、本田から岡澤に日本カーリング界の発展を祈念して、「スポーツ振興の神」を祀る亀戸香取神社の神札が手渡された。



【写真】カーリング界の発展を記念して岡崎朋美に神札を手渡した本田望結
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提供:oricon news
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