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梶裕貴『進撃の巨人』後編の収録は心身ボロボロ「エレンとリンクしたのか、心を込めて演じられた」

『劇場版「進撃の巨人」完結編THE LAST ATTACK』公開記念舞台あいさつに登壇した(左から)石川由依、林祐一郎監督、梶裕貴 (C)ORICON NewS inc.
『劇場版「進撃の巨人」完結編THE LAST ATTACK』公開記念舞台あいさつに登壇した(左から)石川由依、林祐一郎監督、梶裕貴 (C)ORICON NewS inc.
 声優の梶裕貴(39)が9日、都内で開かれた『劇場版「進撃の巨人」完結編THE LAST ATTACK』公開記念舞台あいさつに登場し、同映画でのアフレコ時の思い出を振り返った。

【個別ショット】心身ボロボロも…梶裕貴『進撃の巨人』後編の収録を回顧

 アフレコを振り返った梶は「去年の初夏、6月くらいに後編のアフレコがたぶん、あったと思うんですけど、子どもが絶賛、風邪をひいていて、それをもろに浴びまして。コンディションはいいという感じじゃなかったんですけど、不思議とこの『進撃の巨人』のアフレコの日だけは声が出て。ここで本当にすべてを出し尽くしたのか、次の日全く声が出なくなったっていうことはあったんですけど」と明かし、「でも、ちょうど自身の心身ともにボロボロの感じがエレンとリンクしていたのか。地獄を体験しつつ、すごく心を込めて演じられたっていうのが、今となっては笑い話ですけど。本当にいろんな意味でいっぱいいっぱいになりながらやっていたという思い出があります」と振り返った。

 またイベントでは、きょう誕生日を迎えた林監督にバースデーサプライズとして、進撃の巨人のイラストが描かれたケーキが登場。林監督は「本当に偶然ですけど、まさか待望の劇場が叶った日に…」と喜んでいた。

 『進撃の巨人』は、2009年9月~2021年4月にかけて『別冊少年マガジン』(講談社)で連載されていた同名漫画が原作で、「壁」の中で暮らす人類が、人を捕食する「巨人」相手に絶望的な戦いを強いられる物語。巨人たちと闘う「調査兵団」に所属し、外の世界に憧れる主人公のエレン、クールな戦闘美少女・ミカサ、頭脳派・アルミンの3人を中心にストーリーが展開されるダークファンタジー。

 コミックス累計発行部数は全世界で1.4億部を突破しており、数々の漫画賞を受賞。テレビアニメは2013年より放送がスタートし、シリーズの最後を締めくくる完結編(後編)が2023年11月に放送された。また、2015年には三浦春馬さん主演で実写映画化(前篇・後篇)もされ、ハリウッドでの実写映画の製作も発表されている。

 『劇場版「進撃の巨人」完結編THE LAST ATTACK』は、全国の劇場にて、11月8日から3週間限定で公開。『進撃の巨人』シリーズの最後の戦い、そしてエレンたちの物語の完結を描く。イベントには、エレン・イェーガーを演じた梶のほか、ミカサ・アッカーマン役の石川由依(35)も登場した。

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提供:oricon news
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