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梶裕貴、10年かけてエレンとひとつに「本当の意味で人間性を理解できた」

『劇場版「進撃の巨人」完結編THE LAST ATTACK』公開記念舞台あいさつに登壇した梶裕貴 (C)ORICON NewS inc.
『劇場版「進撃の巨人」完結編THE LAST ATTACK』公開記念舞台あいさつに登壇した梶裕貴 (C)ORICON NewS inc.
 声優の梶裕貴(39)が9日、都内で開かれた『劇場版「進撃の巨人」完結編THE LAST ATTACK』公開記念舞台あいさつに登場し、10年演じてきたエレン・イェーガー役について語った。

【写真】石川由依、林祐一郎監督とともに…ケーキの前で笑顔を浮かべる梶裕貴

 主人公のエレン・イェーガーを演じてきた梶は「エレンはずっと叫んで戦ってという印象が強いキャラクターでしたけど、ファイナルシーズンになって、静かに語ったりだとかっていうシーンが多かった中で、アルミン役の井上麻里奈ちゃんとのやり取りっていうのがすごく未だに鮮明に心に、頭に焼き付いてますし、あそこで本当の意味で、エレンの人間性を理解できたというか。自分の思っていたエレンと10年かけて1つになれたなっていう感じがあったので、すごく貴重な時間だったと思います」としみじみと言葉を紡いでいた。

 林祐一郎監督は「(アニメの)放送も終わって、原作も終わっているのに未だにここまで熱量を持って見てくださっている稀有な作品だと思うし、そんな作品に携われたことは最大の誇り」と感無量な様子で語った。

 またイベントでは、きょう誕生日を迎えた林監督にバースデーサプライズとして、進撃の巨人のイラストが描かれたケーキが登場。林監督は「本当に偶然ですけど、まさか待望の劇場が叶った日に…」と喜んでいた。

 『進撃の巨人』は、2009年9月~2021年4月にかけて『別冊少年マガジン』(講談社)で連載されていた同名漫画が原作で、「壁」の中で暮らす人類が、人を捕食する「巨人」相手に絶望的な戦いを強いられる物語。巨人たちと闘う「調査兵団」に所属し、外の世界に憧れる主人公のエレン、クールな戦闘美少女・ミカサ、頭脳派・アルミンの3人を中心にストーリーが展開されるダークファンタジー。

 コミックス累計発行部数は全世界で1.4億部を突破しており、数々の漫画賞を受賞。テレビアニメは2013年より放送がスタートし、シリーズの最後を締めくくる完結編(後編)が2023年11月に放送された。また、2015年には三浦春馬さん主演で実写映画化(前篇・後篇)もされ、ハリウッドでの実写映画の製作も発表されている。

 『劇場版「進撃の巨人」完結編THE LAST ATTACK』は、全国の劇場にて、11月8日から3週間限定で公開。『進撃の巨人』シリーズの最後の戦い、そしてエレンたちの物語の完結を描く。イベントには、エレン・イェーガーを演じた梶のほか、ミカサ・アッカーマン役の石川由依(35)も登場した。

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提供:oricon news
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