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【新刊のお知らせ】 神田外語大学 林史樹・金暻和 著『二代男と改革娘 日韓の人類学者が韓国を語ってみた』



神田外語大学(千葉県美浜区/学長 宮内孝久)外国語学部林史樹教授、金暻和元准教授による新刊『二代男と改革娘 日韓の人類学者が韓国を語ってみた』が、2024年10月10日(木)に刊行されました。本書は、本学の在学生と留学生の座談会を収録した学生向けの図書です。座談会を通して若者たちがみた日韓の違い、そして本書全体を通して人類学者からみた日韓の違いがわかりやすくみえてきます。現代韓国社会のキーワードである「二代男」と「改革娘」を用いたタイトルに違わず、長年にわたって韓国をみつめてきた2人が、韓国の現代文化、若者の生活スタイル、韓国の都市と農村の格差、男女の距離、今日の日韓関係について感じたことを気楽に語り合っています。本書を読み進めているうち、自分もまるでその対談に参加しているような錯覚に陥るはずです。本書を手にとり、落ち着いたカフェやベンチで、気楽に韓国社会をのぞいてみてはいかがでしょうか。




■書籍紹介
 韓国の学生や社会人が抱える今日的な悩みは、例えば以下の言葉に象徴されます。
 「二代男」と「改革娘」、「デート通帳」「ソゲッティング」「N 放世代」「非婚宣言」......。猛烈な勢いで発展してきた韓国経済において、若者や勤労世代の抱える不安と上昇意識に着目し、新自由主義の功罪や、その根底に今なお息づく自然観や伝統的な風習についても読み解きます。

書 名  二代男と改革娘 日韓の人類学者が韓国を語ってみた
著 者  林 史樹(神田外語大学外国語学部教授)
     金 暻和(神田外語大学外国語学部元准教授)
出版社  皓星社
価 格  2000円+税
発 売  全国書店
発売日  2024年10月10日(木)
ISBN   978-4-7744-0853-8

〈目次〉
第1章  日韓の大学生が語り合う
第2章  日韓関係を問う
第3章  ネットと韓国社会
第4章  人間関係のダイナミズム
第5章  地域から韓国を探る
第6章  韓国の若者たち



■座談会の様子
 2023年12月21日(木)に、外国語学部アジア言語学科韓国語専攻の学生4名と韓国人留学生2名が、同専攻 林史樹教授、金暻和元准教授を交えて、日韓について対談しました。


 学生たちは、それぞれが日本または韓国に興味をもったきっかけをはじめ、両国に訪れた際に感じた自国との違いや類似点などについて意見交換を行いました。 歴史的・政治的な視点だけではなく、お互いの国の文化や魅力などの視点から繋がりを築いていくことの大切さを学ぶ時間となりました。


■ 林 史樹(はやし・ふみき)
 1968年大阪生まれ。文化人類学者。移動が人や文化に与える影響を研究する。同志社大学文学部卒業、東京外国語大学大学院修士課程、総合研究大学院大学博士課程修了。博士学位(文学)を取得後、学術振興会特別研究員を経て、神田外語大学に着任。現在、神田外語大学外国語学部教授。近年は、薬食にも関心をもつ。単著に『韓国がわかる60の風景』(明石書店、2007年)、『韓国サーカスの生活誌 移動の人類学への招待』(風響社、2007年)、共著に『韓国食文化読本』(国立民族学博物館、2015年)など。




■ 金 暻和(キム・キョンファ)
 1971年生まれ。韓国在住のメディア人類学者。デジタル・メディアとネットワーク文化を研究する。ソウル大学の人類学科を卒業した後、韓国の新聞社の記者、ポータルサイトの事業開発担当を勤めた。2005年に来日し、オンライン・ニュースを作る日韓共同プロジェクトにも携わった。東京大学際情報学府で博士学位(学際情報学)を取得後、東京大学院情報学環の助教、神田外語大学の准教授を務めた。コロナ禍中の2021年に韓国に帰国し、日韓比較文化的観点からメディア研究を続けている。日本語の著書として、単著に『ケータイの文化人類学』(CUON、2016年)、共著に『ポストモバイル社会』(世界思想社、2016年)など。


■参考
【神田外語大学HP】
https://www.kandagaigo.ac.jp/
【皓星社 著書紹介】
https://libro-koseisha.co.jp/history_culture/9784774408538/










【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/



プレスリリース詳細へ https://digitalpr.jp/r/98607
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