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藤間爽子、黒木華の歌う主題歌を絶賛「映画を最後まで見てほしい」

黒木華(右)の歌う主題歌を絶賛した藤間爽子(左) (C)ORICON NewS inc.
黒木華(右)の歌う主題歌を絶賛した藤間爽子(左) (C)ORICON NewS inc.
 俳優の黒木華(34)、中村蒼(33)、藤間爽子(30)、風吹ジュン(72)、草野翔吾監督(40)が2日、都内で開かれた映画『アイミタガイ』公開記念舞台あいさつに登場した。

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 お勧めしたいシーンについて、「一つに絞れない」と悩む藤間は「あえて言うなら、エンディング曲」と主演の黒木華がカバーした主題歌「夜明けのマイウェイ」を挙げた。その回答に会場も大きな拍手で応じた。「すごくすてきなので。映画見て(エンディングの)途中で帰られちゃう時もあるじゃないですか。最後まで聞いて感じていただきたい」と訴えた。

 主題歌を担当した黒木は「恥ずかしいですよ。プロではないので、お聞き苦しいところがあったら嫌だなぁ」とはにかみつつ、「歌詞が(自身が演じた)梓と合う。乗り越えていくんだっていう前向きな歌詞がすごく良い」と振り返った。照れる黒木に「本当にすてきで、体で感じて、いい映画だったと感じたので、必ず忘れないで最後まで聞いてほしい」とさらに絶賛を重ねた。草野監督もレコーディングを振り返り、「立ち会わせてもらって感動しましたし、心を掴んでくれる歌だった」と同意していた。

 またイベントでは共演した草笛光子(91)から黒木や藤間、草野監督らに宛てられた手紙が読み上げられた。

 2014年に斎藤緑雨文化賞長編小説賞を受賞した中條てい氏による短編連作集(幻冬舎文庫)が原作。『台風家族』(19年)の市井昌秀氏が脚本の骨組みを作り、『ツレがうつになりまして。』(11年)の故・佐々部清監督が生前温めていた企画を、映画『彼女が好きなものは』(21年)やドラマ『こっち向いてよ向井くん』(23年/日本テレビ)などの草野翔吾監督が受け継いだ。

 かけがえのない存在だった親友を失い立ち止まってしまった主人公・梓(黒木華)を中心に思いがけない出会いが連鎖し、大きな輪になっていく群像劇。梓の恋人・澄人役を中村蒼、梓の親友・叶海役を藤間爽子、さらに、草笛光子、安藤玉恵、松本利夫、升毅、西田尚美、田口トモロヲ、風吹ジュンらが出演する。

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