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アニメ『NARUTO』『おそ松さん』など制作のぴえろ、韓国アニメ制作会社「RDCH」と業務提携 ウェブトゥーンのアニメ化へ

ぴえろとRed Dog Culture Houseが業務提携
ぴえろとRed Dog Culture Houseが業務提携
 『NARUTO-ナルト-』『おそ松さん』『幽☆遊☆白書』などのアニメ制作を手掛けるぴえろは30日、韓国のアニメーション制作会社「Red Dog Culture House」(RDCH)と、世界市場をターゲットとしたアニメーションの共同製作及び出資に関して8月に業務提携契約を締結したと発表した。

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 ぴえろとRDCHは、今後3年間を視野に日本で組成する製作委員会によるアニメーションの共同製作及び出資を行い、全世界へ魅力的な作品の展開を進めることに合意。すでに協力体制が構築されていると発表した。

 業務提携の最初のプロジェクトとして、RDCHが展開する人気ウェブトゥーン『Latna Saga: The Survival Sword King』(原案:Lim Kyung-bae、作:Kwon Soon-kyu、Studio K-hit、邦題:『異世界剣王生存記』)のアニメ化が決定しており、今年中に本格的な制作が開始される予定。

 さらに今後のプロジェクトとして、日本で人気の漫画、もしくは韓国発オリジナルウェブトゥーンのアニメ化を検討しているとも明かした。

 今回の業務提携について、RDCH CEOのべ・ギヨン氏は、「弊社がこれまで培ってきた実力を発揮できるまたとない機会であり、非常に楽しみにしている。『Latna Saga: The Sword King』という弊社のオリジナルIPでこのパートナーシップをスタートできることも大変光栄に思っている」とコメント。

 ぴえろ代表取締役社長の上田憲伯氏は、「RDCHの皆さんにお会いした時、制作されてきたアニメの質の高さと、ベCEOとチームの皆さんの人柄にすっかり魅了されました。RDCHの大ヒットIPの異世界剣王が最高のアニメーションになるよう、RDCHとぴえろで日々打合せを重ねており、2社の力を合わせて、必ず面白い作品にしますので世界中のファンの皆さま、楽しみにしていてください!」と語った。

 ぴえろは1979年の設立以来、独立系の制作会社として長期クールのTVアニメーションを中心に劇場・OVA作品なども含む数多くの映像作品を制作。海外にも向けて展開してきた。代表作は『魔法の天使クリィミーマミ』『幽☆遊☆白書』『NARUTO』『BLEACH』『キングダム』『東京喰種』など。また映像制作のみならず、その作品やキャラクターをコンテンツとした幅広い分野での商品化・事業化を進めている。

 RDCHは今年で設立10年を迎え、これまでにNetflixの『Love, Death + Robots』(邦題:『ラブ、デス&ロボット』)、『The Witcher: Nightmare of the Wolf』(邦題:『ウィッチャー 狼の悪夢』)、『Dragon Age』(邦題:『ドラゴンエイジ:罪のあがない』)やBilibiliの『天官賜福シリーズ』といった数多くのハイクオリティなアニメプロジェクトへの参加実績があり、現在は主にウェブ小説やウェブトゥーン原作のオリジナルアニメ制作を行っている。

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