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ヒロミ&相葉雅紀、群馬・伊香保で人助け 創業522年の旅館、部員5人の地元・吹奏楽部のために奔走

テレビ朝日系特番『相葉ヒロミのお困りですカー?』に出演する相葉雅紀、ヒロミ (C)テレビ朝日
テレビ朝日系特番『相葉ヒロミのお困りですカー?』に出演する相葉雅紀、ヒロミ (C)テレビ朝日
 タレントのヒロミと相葉雅紀が出演するテレビ朝日系特番『相葉ヒロミのお困りですカー?』が、きょう30日午後7時から放送される。全国の町の人々の“お困りごと”を解決するべく、2人が体を張って人助け。公私ともに仲良しのヒロミと相葉が、ゴールデンではなんと24年ぶりのタッグMC番組となる。

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 今回の舞台は群馬県・伊香保。群馬四大温泉の一つである伊香保温泉は美肌の湯として有名で、秋には紅葉の名所としても大人気だが、実は高齢化が進み、多くのお困りごとが発生していた。もうすぐ60歳のヒロミ、「人を助けている場合じゃないよ」と笑いながらも、今回も「早くアクセル踏みたい」と大張り切り。妥協(だきょう)しない男・相葉も「(町の人の)たってのお願いじゃ、投げだせない」と休憩も忘れて奮闘する。

 今回のモンスター級“お困りごと”の依頼主は、創業522年、室町時代から続く伊香保最古の旅館。伊香保温泉のシンボル・365段におよぶ長い石段街のさらに奥に向かったヒロミ&相葉。そこには「お湯の神さま」として伊香保を守る不動尊をまつった庭園があるのだが…。お不動さまの周りは、神聖な庭園にもかかわらず草がボーボーの荒れ果てた姿に。

 伊香保温泉を災いから守る神さまとして崇められてきた、いわば“伊香保の宝” であるお不動さまのいる庭園がなぜそんな姿になっているのか。そこには、新型コロナウイルスの影響で客足が途絶えた後、インバウンド需要で客が急増し人手不足に陥ってしまうなど、近年温泉旅館が直面してきた事情があった。

 そこへ立ち上がった相葉ヒロミは、伸び放題の雑草を抜くだけでなく、「どうせならきれいにして、新しい伊香保の観光地にしよう」と美しい庭園化を計画。そこへ「伊香保のためなら」と地元の若者やプロの庭師も集まって力を合わせて庭園をよみがえらせる。その途中で見つけた“開かずの賽銭(さいせん)箱”。先代の旅館当主が設置したという賽銭箱にはとんでもないカラクリが。まるで宝探しのようなやぶの中から現れた賽銭箱の秘密とは。仕上げにはヒロミ&相葉のアイデアがさく裂。一度訪れてみたくなる、風情たっぷりな伊香保の新名所の完成形に注目だ。

 そして地元の学校を訪れた相葉ヒロミ。全校生徒たった28人という伊香保中学校にサプライズ訪問。2人が来ることは校長先生しか知らなかったので、教員も生徒もびっくり&歓喜。そこで聞いた、たった5人しかいない吹奏楽部の生徒の困りごとは「一度でいいから大人数で演奏してみたい」。歌って踊れはするが楽器はできないスーパーアイドル・相葉と、できる楽器はギターのみというヒロミ。そんな2人が一体どのように力になれるのか。

 しかし、やるとなったら全力で挑むのがこの2人。群馬県中から総勢57人の吹奏楽団を集め、なんと相葉が指揮者、ヒロミがシンバル奏者としてオーケストラに加わることに。「主役は中学生。自分が失敗できない」と忙しい合間を縫って猛練習するヒロミ&相葉。もちろん吹奏楽部のメンバーも、来たる初めての大舞台に向けて必死に練習を重ねる。

 そして迎えた本番。相葉ヒロミの参加については知らない地元民が、吹奏楽部員たちの勇姿を見届けようとなんと500人以上集まることに。演奏するのは、大人数のオーケストラならではの大曲「威風堂々」。最大の見せ場として、吹奏楽部メンバー5人だけで演奏するパートもあり、緊張のあまり涙する部員も…。それぞれの家族も見守る中、部員たちは日頃の感謝の気持ちを胸に、一世一代の夢のステージへと向かう。

 ほかにも、高齢化社会で問題となっている、放置された竹やぶが引き起こす「竹害」を防ぐべく、重さ20キロを超える竹の伐採に挑むなど、今回も汗水を流し、全力投球の相葉ヒロミ。地元住民との触れ合い、重労働の合間の心温まるおもてなし、見終わった後になんだか心が温まる内容となっている。

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提供:oricon news
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