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来秋朝ドラ『ばけばけ』ヒロイン・高石あかり、“直筆”手紙で報道陣にあいさつ

連続テレビ小説『ばけばけ』のヒロインを演じる高石あかり(C)NHK
連続テレビ小説『ばけばけ』のヒロインを演じる高石あかり(C)NHK
 NHKは29日、第113作目となる2025年度後期(大阪制作)の連続テレビ小説『ばけばけ』のヒロイン・松野トキを高石あかり(21)(※高=はしごだか)が演じると発表。高石は、会見現場を訪れた報道陣に直筆の手紙を寄せた。

【写真】絵もかわいい…!高石あかりが報道陣に直筆メッセージ

 高石は“お化け”のイラストを添えた手紙で「本日お越しの報道関係のみなさま。改めまして『ばけばけ』にて松野トキを演じさせていただきます高石あかりと申します」とあいさつ。

 続けて「モデルである小泉八雲さんとセツさん二人だけの空気感を大切にし、愛らしい言語から生まれる『怪談』と『日常』が観ている方に寄り添い、クスッと笑える様な朝をお届けしたいです!」と心境をつづり、「まずは、何よりこれを読んでくださっている皆さんに応援していただけるように精一杯頑張ります!よろしくお願いいたします」と意気込みをつづった。

 本作は、島根で生まれ育ったヒロイン・松野トキがつまずきながらも前向きに生きていき、世界を転々とした末に日本にたどり着いた外国人の英語教師と出会い、“怪しい話好き”という共通点から次第に心を通わせていく。実在の人物である松江の没落士族の娘・小泉セツ(1868-1932)をモデルとしているが、大胆に再構成して登場人物名や団体名などは一部改称してフィクションとして描く。原作はなく、脚本はふじきみつ彦氏が手掛ける。

 ヒロインのモデルとなった小泉セツ(1868-1932)は、松江藩家臣の小泉家の次女として生まれ、直後に稲垣家の養女になる。没落した家を支えるため11歳から織子として働く。1886年に結婚するも一年で夫は出奔。その後、松江に英語教師として赴任してきたラフカディオ・ハーン(小泉八雲/1850-1904)のもとで住む込みで働くようになり、当時珍しかった国際結婚をする。再話文学の語り手として、ハーンの著作に大きく寄与した。

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