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『モンスター』ゲスト出演の吉本実憂、趣里を絶賛「野生的なお芝居をされる魅力的な役者さん」

『モンスター』に出演する(上段左から)佐津川愛美、佐藤寛太(下段左から)吉本美憂、渋谷謙人(C)カンテレ
『モンスター』に出演する(上段左から)佐津川愛美、佐藤寛太(下段左から)吉本美憂、渋谷謙人(C)カンテレ
 俳優の趣里が主演を務め、ジェシー(SixTONES)が共演するカンテレ・フジテレビ系“月10ドラマ”『モンスター』(毎週月曜 後10:00)の第3話が、 28日に放送される。それに先立って、ゲストの佐津川愛美、渋谷謙人、佐藤寛太、吉本実憂のコメントが到着した。

【場面写真】物かげに潜み…調査をする杉浦(ジェシー)

 今作は、常識にとらわれず、感情を排除して相手と向き合う得体の知れないモンスター弁護士・神波亮子(趣里)が、時に法が追いついていない令和ならではのさまざまな問題と向き合い、まるでゲームのように法廷闘争に立ち向かう、異色のリーガル・エンターテインメント。橋部敦子氏の脚本によるオリジナルストーリーとなる。

 第3話では、SNSの精子提供で妊娠したセレブ妻と、ある理由からそれを容認した夫が亮子のもとを訪れる。妻に精子提供した男が経歴を詐称していたことを知った夫妻は、男が同じく精子を提供した女性から提訴されたことを受け、男を弁護し、示談にしてほしいと依頼する。そこには、いびつな夫婦関係と匿名という危険性をはらんだ取引、さらに、夫も知らない妻の秘密も隠されていた。

 佐津川は、名家に嫁ぎ、周囲から跡取りの誕生を心待ちにされている妻・五条亜佐美を演じる。誰もがうらやむ裕福な暮らしを送りながらも、どこか窮屈そうな表情を見せる亜佐美について、佐津川は「深い部分では自分と向き合えていない人物のように感じました」とその印象を語り、「だからこそ、そんな亜佐美が神波(亮子)先生と接することで湧き上がる気持ちが面白いなと思いました」とコメント。亮子とのシーンについて「対峙しているつもりになっているシーンを特に楽しみにしていましたし、撮影でもものすごく痛々しい気持ちになり、印象的でした」と振り返った。

 渋谷は、亜佐美の夫で、無精子症ゆえに第三者からの精子提供を容認したものの、提供者は自分と同じ東大卒でならなければ認めないという御曹司・五条和彦を演じる。和彦の人物像について渋谷は「プライドや地位、名誉などを守りたい一心で自分のことしか考えられず、周りの環境が五条を無意識にモンスターにしてしまった部分もあると思います」と分析。劇中では亜佐美に対して辛らつな言葉を投げかける場面もある。「同級生で信頼できるさっつん(佐津川)が妻だったので、五条らしく自由でわがままに演じさせていただきました」と、夫婦でのシーンに自信をのぞかせた。

 佐藤はSNSを通じて亜佐美に精子提供した斉藤文哉、亜佐美と同じく精子提供を受けたものの、詐称を知って提訴した長岡茉由を吉本が演じる。被告人として訴えられる斉藤を演じた佐藤は、斉藤を「自分の気持ちに素直な人間」と評し、被告代理人として自分を弁護してくれる亮子については「芯が通った存在感のなかに、人間味が垣間見えるところが魅力的でした」と語った。また、原告である茉由の吉本とは、佐津川、渋谷と同じく同級生同士だといい「今回ご一緒できて本当に良かったと思いました。裁判所のシーンがとてもすてきでした」と、2度目の共演を喜んだ。

 吉本は、裁判所のセットに入った瞬間から汗と緊張が止まらなかったことを明かし、「普段、中々踏み入れることのない裁判所という空間で、原告という立場であの場に立った時間は、視覚的にも感覚的にもすごく印象に残りました」と、撮影を振り返った。また、趣里を「野生的なお芝居をされる魅力的な役者さん」だと話し、「現場の空気づくりやお芝居、お人柄も本当に尊敬しています!」と絶賛した。

【場面写真】趣里演じるモンスター弁護士に振り回されるジェシー
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