足立梨花、来年開催のデフリンピック東京大会を生観戦へ デフテニスの菰方里菜らとトークイベント「2017年から温めてきた思いを」
タレントの足立梨花が26日、東京・有楽町のSusHi Tech Squareで行われた『TOKYO FORWARD TOKYO2020 レガシー展』トークショーに、2024年全豪オープンデフテニス部門で日本人初シングルス優勝の菰方里菜、車いすテニス/パリ2024大会出場の眞田卓と一緒に参加した。
SusHi Tech Squareでは、10月12日から展示内容を一部入替え、『TOKYO FORWARD TOKYO2020レガシー展』を再開。特別企画としてアスリートや著名人を迎えたトークショーを開催している。今回はデフリンピックを1年前に控えてデフテニスの魅力を発信した。
デフリンピックとは、デフ+オリンピックのことで、デフ(Deaf)とは、英語で「耳がきこえない」という意味。デフリンピックは、4年毎に開催されるデフアスリートを対象とした国際総合スポーツ競技大会となる。今回はデフアスリートを迎え、『東京2025デフリンピック』(開催期間は、2025年11月15日~26日)を1年後に控えた中でのトークショーとなった。
菰方は「昼ぐらいに来たんですけど、展示内容も見させてもらった。東京オリンピックを実際に自分の目で見ることができなかった。メダルも見ることができて、いい経験になったと思います。トークイベントでは、少しでも多くの人にデフテニスを知ってもらえるように、私なりにいろいろお話させてもらった。デフリンピックを実際に見たことがない人が多かった。来年東京で開催されるので、1年前にこうやって皆さんの前でトークイベントができたのは、すごくいい宣伝にもなったかなって思います」とアピール。眞田も「きょう初めてデフテニスに触れてみて、たくさんの気づき、発見がありました。障がいについての理解が自分の中でも深まったなと思いました。来年のデフリンピック東京大会で、日本がデフの競技に触れることによって、より障がいの理解が深まるんじゃないかなと思います。実際、私が東京パラリンピックを経験して、無観客でしたけど、その前にたくさんのイベントだったり、理解促進に対してのイベントをやって、障がいに対しての理解が深まりました。よりダイバーシティの機運を醸成したんじゃないかと思います。来年のデフリンピックでは理解して、そこから継続してより良い社会を作っていくという風土になってほしい」と期待した。
足立は「もともと私はソフトテニスをやっていたので、どういうものかは分かってはいるんですけれども、やっぱりデフテニス、車いすテニス、それぞれで違う点が多くて本当に面白いと思いました。たぶん見ていてもすごさは伝わると思うんですけど、改めてやってらっしゃる方からの言葉を聞くことによって、その競技への理解も深まりましたし、こういうところを見ればいいんだなというポイントを聞けた気がして、すごく楽しかったです」と笑顔。「デフリンピック100年という記念すべき大会が東京で開催される。もっとたくさん皆さんが知っててもいいことだと思います。東京オリンピック、パラリンピックがあれだけ盛り上がったように、東京で行われることがすごいんだ、これは盛り上がっていかなきゃいけないんだ、もっともっと見たいと思ってもらえるように、たくさんの方に知ってもらいたい。もはや知ってもらう段階じゃないかもしれないんですけど、でも一緒になって盛り上がっていく1年を作れたらいいなと改めて聞きながら思いました」と発信した。
ボーカル&手話パフォーマー「HANDSIGN」のTATSUを夫に持つ。いつデフリンピックを知ったのか問われると、足立は「2017年のHANDSIGNさんのMVの撮影をした時の手話指導をしてくださった方がデフリンピックの方だった。その時に、こういうこともやってるんだよ、という紹介も受けましたし、その年に、まだ夫でもなく、付き合ってもいない段階なんですけど、HANDSIGNがデフリンピックの公式の応援ソングを歌っていたので、こんなのがあるんだっていうのは知ってはいました」と振り返る。ただ、海外での大会や報道の少なさもあって「やっぱり見る機会は実際にあんまりなかった」と口にすると「もうちょっと触れる機会があれば、もっともっと見る機会って実はあったのかなって思うところがある」とぽつり。
来年には東京で開催されるため「生で見たいです。2017年から温めてきたデフリンピックへの思いを、来年に弾け出せれば」と意気込む。TATSUと見に行く約束をしたのか重ねられると「まだしてないんですけど」としながらも「(自転車競技の)早瀬さんご夫婦(早瀬憲太郎と早瀬久美)はお2人とも自転車競技でデフリンピックも出られている。交流もあったので、交流が実際にある方の試合を、やっぱり見てみたいなって思ってます。今回、菰方選手ともお会いして、三重県で一緒なのも知れて、より一層親近感というか、近くに行けた気がしたので、来年のデフリンピックは、デフテニスを見てみたいと思いました」とワクワクした表情で語っていた。
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SusHi Tech Squareでは、10月12日から展示内容を一部入替え、『TOKYO FORWARD TOKYO2020レガシー展』を再開。特別企画としてアスリートや著名人を迎えたトークショーを開催している。今回はデフリンピックを1年前に控えてデフテニスの魅力を発信した。
デフリンピックとは、デフ+オリンピックのことで、デフ(Deaf)とは、英語で「耳がきこえない」という意味。デフリンピックは、4年毎に開催されるデフアスリートを対象とした国際総合スポーツ競技大会となる。今回はデフアスリートを迎え、『東京2025デフリンピック』(開催期間は、2025年11月15日~26日)を1年後に控えた中でのトークショーとなった。
菰方は「昼ぐらいに来たんですけど、展示内容も見させてもらった。東京オリンピックを実際に自分の目で見ることができなかった。メダルも見ることができて、いい経験になったと思います。トークイベントでは、少しでも多くの人にデフテニスを知ってもらえるように、私なりにいろいろお話させてもらった。デフリンピックを実際に見たことがない人が多かった。来年東京で開催されるので、1年前にこうやって皆さんの前でトークイベントができたのは、すごくいい宣伝にもなったかなって思います」とアピール。眞田も「きょう初めてデフテニスに触れてみて、たくさんの気づき、発見がありました。障がいについての理解が自分の中でも深まったなと思いました。来年のデフリンピック東京大会で、日本がデフの競技に触れることによって、より障がいの理解が深まるんじゃないかなと思います。実際、私が東京パラリンピックを経験して、無観客でしたけど、その前にたくさんのイベントだったり、理解促進に対してのイベントをやって、障がいに対しての理解が深まりました。よりダイバーシティの機運を醸成したんじゃないかと思います。来年のデフリンピックでは理解して、そこから継続してより良い社会を作っていくという風土になってほしい」と期待した。
足立は「もともと私はソフトテニスをやっていたので、どういうものかは分かってはいるんですけれども、やっぱりデフテニス、車いすテニス、それぞれで違う点が多くて本当に面白いと思いました。たぶん見ていてもすごさは伝わると思うんですけど、改めてやってらっしゃる方からの言葉を聞くことによって、その競技への理解も深まりましたし、こういうところを見ればいいんだなというポイントを聞けた気がして、すごく楽しかったです」と笑顔。「デフリンピック100年という記念すべき大会が東京で開催される。もっとたくさん皆さんが知っててもいいことだと思います。東京オリンピック、パラリンピックがあれだけ盛り上がったように、東京で行われることがすごいんだ、これは盛り上がっていかなきゃいけないんだ、もっともっと見たいと思ってもらえるように、たくさんの方に知ってもらいたい。もはや知ってもらう段階じゃないかもしれないんですけど、でも一緒になって盛り上がっていく1年を作れたらいいなと改めて聞きながら思いました」と発信した。
ボーカル&手話パフォーマー「HANDSIGN」のTATSUを夫に持つ。いつデフリンピックを知ったのか問われると、足立は「2017年のHANDSIGNさんのMVの撮影をした時の手話指導をしてくださった方がデフリンピックの方だった。その時に、こういうこともやってるんだよ、という紹介も受けましたし、その年に、まだ夫でもなく、付き合ってもいない段階なんですけど、HANDSIGNがデフリンピックの公式の応援ソングを歌っていたので、こんなのがあるんだっていうのは知ってはいました」と振り返る。ただ、海外での大会や報道の少なさもあって「やっぱり見る機会は実際にあんまりなかった」と口にすると「もうちょっと触れる機会があれば、もっともっと見る機会って実はあったのかなって思うところがある」とぽつり。
来年には東京で開催されるため「生で見たいです。2017年から温めてきたデフリンピックへの思いを、来年に弾け出せれば」と意気込む。TATSUと見に行く約束をしたのか重ねられると「まだしてないんですけど」としながらも「(自転車競技の)早瀬さんご夫婦(早瀬憲太郎と早瀬久美)はお2人とも自転車競技でデフリンピックも出られている。交流もあったので、交流が実際にある方の試合を、やっぱり見てみたいなって思ってます。今回、菰方選手ともお会いして、三重県で一緒なのも知れて、より一層親近感というか、近くに行けた気がしたので、来年のデフリンピックは、デフテニスを見てみたいと思いました」とワクワクした表情で語っていた。
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