俳優の渡辺篤史（76）が、個性豊かな住宅を訪ねるテレビ朝日の『渡辺篤史の建もの探訪』（毎週土曜　前4：25）26日放送では「空中に飛び出す梁　拡張性のある家 -神奈川県横浜市・前田邸-」を紹介する。

【内部写真多数】敷地形に合わせた五角形平面・土間と一体のリビングなど

　前田邸は、擁壁の上に飛び出した梁が特徴的な外観で、将来の増築に備えた拡張性の高い設計が施されている。住宅は雛壇状の住宅地に建てられ、五角形の平面を持つユニークなデザイン。特に目を引くのは、北側の道路に面した大きな開口部と、その開口部の上空に突き出た梁。この梁は、将来的に増床できるよう強度を確保しているという。

　室内では、LDK（リビング・ダイニング・キッチン）から望む高台ならではの眺望が魅力。テラスは二重の引き戸を備えており、開閉によって室内の広さや防音性、断熱性を調整できる設計が特徴的だ。また、2階には3つの個室と書斎があり、書斎は建物全体と同じ五角形の形状で造られている。個室の間仕切りは引き戸で、部屋数を自由に変えることができる柔軟な間取りも魅力的だ。

竣工：2023年12月
敷地面積：138.1平方メートル（41.8坪）
建築面積：65.6平方メートル（19.8坪）
延床面積：107.2平方メートル（32.4坪）
構造：木造在来工法
設計：江島史華／awn

【内部写真多数】「緑に映える焼杉を張った外壁」「土間と一体のリビング」など
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