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第24回『テレビ朝日新人シナリオ大賞』戸成なつ氏が大賞「あきらめないで書き続けてよかった」 賞金は500万円

第24回『テレビ朝日新人シナリオ大賞』大賞を受賞した戸成なつ氏 (C)ORICON NewS inc.
第24回『テレビ朝日新人シナリオ大賞』大賞を受賞した戸成なつ氏 (C)ORICON NewS inc.
 2000年7月に創設以来、数多くのシナリオライターを輩出してきた第24回『テレビ朝日新人シナリオ大賞』授賞式が22日、同局で開催され、戸成なつ氏の『推さないでくれますか?』が大賞を受賞した。

【集合ショット】選考委員らと共に記念撮影する2024年大賞受賞の戸成なつ氏ら

 24回目となる今回は、『ラブストーリー』というテーマでテレビドラマ脚本を募集。計957篇の応募があり、第1次選考では日本脚本家連盟に所属する脚本家によって178篇が通過。第2次、第3次選考は、テレビ朝日のプロデューサー、ディレクターなどで構成された“社内選考委員会”によって審査が行なわれ、第3次選考で9篇に絞り込まれた。

 最終選考では、選考委員の井上由美子氏、岡田惠和氏、両沢和幸氏によって3篇の受賞作品が決定。戸成さんのほか、田中徳恵氏の『令和にお見合いしてみたら』、奈良さわ氏の『レンタルくず』が優秀賞に選出された。なお、大賞には賞金500万円、優秀賞には100万円が贈呈される。

 大賞に輝いた『推さないでくれますか?』は、売れないお笑い芸人の星野優也(36)と、優也を推す海老原みち(33)という“推したい女”と“逃げ出せない男”によって展開するラブストーリー。

 戸成氏は「何度も何度もこの賞に応募して、何回も何回も落ちて…今こうやってここでお話させていただいてるのが、まだちょっと実感がありません。今回、恋愛ラブストーリーというテーマだったんですけど、その中に“夢を追う”というテーマを入れました。あきらめないでずっと書き続けててよかった。もうその一言につきます。一生書き続けたいと思います」と目を潤ませて喜びを語った。

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提供:oricon news
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