「いつも応援してるよ」 新聞配達エッセー、和歌山県みなべ町岩代小の殿畑さん入選
「第31回新聞配達に関するエッセーコンテスト」(日本新聞協会主催)で、和歌山県みなべ町の岩代小学校6年、殿畑ひなたさん(11)=同町西岩代=の「応援してるよ」が「小・中・高校生部門」の入選作品(7点)に選ばれた。いつも学校帰りに出会う新聞配達の「おっちゃん」が、けがをしても雨の日でも配達する姿を見て、いつも応援しているよ―という思いをつづった。
コンテストは、新聞配達や販売所にまつわるいい話や心温まるエピソード、新聞配達での経験などを募集した。「大学生・社会人」「小・中・高校生」の2部門に全国から計2900点の応募があり、各部門で最優秀賞1点、審査員特別賞1点、優秀賞1点、入選7点を選んだ。県内で入賞・入選したのは殿畑さんのみ。
殿畑さんのエッセーは、毎日配達してくれる「おっちゃん」に感謝の気持ちを伝えたくて、手紙を新聞受けに入れると、返事の手紙をくれたことを紹介。「もらった返事の手紙は、私の宝物入れの中に入っている」とつづり、最後は「おっちゃん、いつも応援してるよ」と締めくくった。
この「おっちゃん」は、紀伊民報などを配達している同町芝、「中田新聞舗」代表中田丈視さん(38)の父、年泰さん(69)。
18日に同店で表彰状の授与式があり、殿畑さんは「入選してうれしい。おっちゃんのおかげだと思う。おっちゃんが届けてくれた新聞は時間があれば毎日読んでいる。これからも仲良くしてください。頑張って配達を続けてください」と喜んだ。
年泰さんは、殿畑さんからもらった手紙を手にしながら「一生懸命手紙を書いてくれたことがうれしいし、配達している姿を見てくれているんだと感じた」と笑顔で話した。
コンテストは、新聞配達や販売所にまつわるいい話や心温まるエピソード、新聞配達での経験などを募集した。「大学生・社会人」「小・中・高校生」の2部門に全国から計2900点の応募があり、各部門で最優秀賞1点、審査員特別賞1点、優秀賞1点、入選7点を選んだ。県内で入賞・入選したのは殿畑さんのみ。
殿畑さんのエッセーは、毎日配達してくれる「おっちゃん」に感謝の気持ちを伝えたくて、手紙を新聞受けに入れると、返事の手紙をくれたことを紹介。「もらった返事の手紙は、私の宝物入れの中に入っている」とつづり、最後は「おっちゃん、いつも応援してるよ」と締めくくった。
この「おっちゃん」は、紀伊民報などを配達している同町芝、「中田新聞舗」代表中田丈視さん(38)の父、年泰さん(69)。
18日に同店で表彰状の授与式があり、殿畑さんは「入選してうれしい。おっちゃんのおかげだと思う。おっちゃんが届けてくれた新聞は時間があれば毎日読んでいる。これからも仲良くしてください。頑張って配達を続けてください」と喜んだ。
年泰さんは、殿畑さんからもらった手紙を手にしながら「一生懸命手紙を書いてくれたことがうれしいし、配達している姿を見てくれているんだと感じた」と笑顔で話した。