和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

社会課題解決に挑む平和の担い手プロジェクト、ふるさと納税でクラウドファンディングを開始

認定NPO法人テラ・ルネッサンス
世界9カ国で紛争被害者などの支援をおこなってきたNPOのノウハウを活かし、佐賀県(行政)、教育機関、企業、NPOが一体となって平和の担い手を育むチャレンジに挑みます。

認定NPO法人テラ・ルネッサンス(理事長:吉田真衣、所在地:京都府京都市、以下テラ・ルネッサンス)は、国内外で社会課題の解決に挑む「平和の担い手」を育むプロジェクトを推進するためGCF(ガバメントクラウドファンディング)*を開始しました。世界9カ国で紛争被害者などの支援をおこなってきたテラ・ルネッサンスがその経験とネットワークを活用し、未来を担う若者や企業・教育機関などに対して、日本と紛争地の繋がりを考える平和教育を行います。そのことを通じて、日本国内のあらゆるところで課題解決に挑む「平和の担い手」を育もうとするプロジェクトです。

クラウドファンディングページ:https://www.furusato-tax.jp/gcf/3497
目標金額:1000万円 実施期間:2024年10月4日(金)~2025年1月1日(水)




クラウドファンディング実施の背景
テラ・ルネッサンスは、「すべての生命が安心して生活できる社会(=世界平和)」の実現を目指し、2001年よりアジア・アフリカで元子ども兵や地雷被害者などの自立を支援する活動を行っています。

同時に、真の世界平和の実現には、紛争や貧困、環境問題など、複雑に絡み合う社会課題を解決できる人材育成が不可欠だと考え、設立当初から、日本と紛争地の繋がりを考える平和教育にも力を入れています。

画像:講演会の様子

これまで、約24万人もの人々がテラ・ルネッサンスの講演やワークショップに参加し、平和について学びを深めてきました。


さらに、2021年からは、佐賀県の中高生を対象に、社会課題の解決と世界または地域の平和構築に資する「グローバル人財育成事業」という、将来を見据えたグローバル人財育成のための長期的な教育プログラムを開始しています。


画像:グローバル人財育成事業の様子

現代社会は、紛争・貧困・環境破壊など、様々な社会問題を抱えており、それらは複雑に絡み合っています。

だからこそ、あらゆる場所で、社会課題を自らの課題として捉え、課題解決へのアクションを始める「人」が求められています。

そこで、これまでの活動で培ったノウハウを活かし、国内外で社会課題の解決に挑む「平和の担い手」を育むプロジェクトを始動いたしました。

本プロジェクトでは、佐賀県の中高生を対象とした「グローバル人財育成事業」をさらに発展させ、より多くの若者が社会課題に関心を持ち、主体的に解決に取り組めるよう、教育プログラムの充実を図ります。

また、企業との連携強化や市民参加の促進などを通じ、社会全体で平和の担い手を育む機運を高めていきたいと考えています。

*GCF(ガバメントクラウドファンディング)とは、地方自治体が主体となって行うクラウドファンディングです。
通常のクラウドファンディングと同様に、インターネットを通じてプロジェクトを公開し、共感した人から資金を募りますが、GCFでは集まった寄付金が「ふるさと納税」として扱われます。
つまり、寄付者はプロジェクトを支援しながら、税金の控除を受けることができるという仕組みです。本プロジェクトでは佐賀県の特産品を返礼品としてお届けします。
クラウドファンディング詳細
プロジェクト名:社会課題解決に挑む平和の担い手プロジェクト
目標金額: 1,000万円
実施期間: 2024年10月4日(金)~2025年1月1日(水)
URL:https://www.furusato-tax.jp/gcf/3497
資金使途:
・佐賀県内の高校生を対象とした「グローバル人財育成事業」の活動費用
・講演会やワークショップなどの啓発活動費用
・企業との連携強化のための費用
・市民参加促進のための費用
・事務所運営費など
テラ・ルネッサンス鬼丸からコメント
認定NPO法人テラ・ルネッサンス 創設者・理事 鬼丸昌也

国際NGOとして、テラ・ルネッサンスは「すべての生命が安心して生活できる社会(世界平和)」の実現を目指しています。けれども、テラ・ルネッサンスだけでは、「世界平和」を実現することはできません。平和を願い、平和をつくろうとする担い手(人財)をたくさん育み、共に行動していくことで、きっと世界平和は実現すると、私たちは信じています。

だからこそ、「佐賀発の実践的グローバル人財育成事業」を立案した時、私は嬉しくて仕方がありませんでした。

佐賀県の高校生が、単発の講演・講義ではなく2年もの間、アジア、アフリカの人々と触れ合い、その課題と背景を学び、課題解決のために「自分たちに何ができるか」を探究していく。そんなプロセスを通じて、平和の担い手を育むことができる。

テラ・ルネッサンスがずっと取り組みたいと願っていたことに、佐賀県民のご理解を得て、共にチャレンジする。そのことが、とても嬉しかったのです。このグローバル人財育成事業は、国内外で高く評価をいただき、佐賀を飛び越えて、台湾でも同様のプログラムを実施する機運が高まっています。

そのようなプロセスを経て、新たな夢が芽生えてきました。テラ・ルネッサンスが培ってきた各地域での中小・中堅企業との連携、教育機関での平和教育の実績と組み合わせて、平和をつくる「人」を日本国内のあらゆるセクターで育むという壮大なチャレンジに取り組みます。

佐賀県(行政)、教育機関、企業、NPOが一体となって、佐賀を含む、日本国内で平和の担い手を育むという新たなチャレンジへのご理解とご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。





認定NPO法人テラ・ルネッサンスについて
認定NPO法人テラ・ルネッサンス
「すべての生命が安心して生活できる社会の実現」を目的に、2001年に鬼丸昌也によって設立。現在では、カンボジア、ラオスでの地雷や不発弾処理支援、地雷埋設地域の生活再建支援、ウガンダ、コンゴ、ブルンジでの元子ども兵の社会復帰支援を実施。また、日本国内では、平和教育(学校や企業向けの研修)や、岩手県大槌町で大槌刺し子を運営。2022年にはハンガリー、ウクライナにおける避難民への支援を開始。主な受賞歴:地球市民賞(独立行政法人国際交流基金)、社会貢献者表彰(公益財団法人社会貢献支援財団)、日経ソーシャルイニシアチブ国際 部門賞ファイナリスト(日本経済新聞社)、 第4回ジャパンSDGsアワード 副本部長(外務大臣)賞(外務省)、第52回毎日社会福祉顕彰(毎日新聞東京・大阪・西部社会事業団)、第1回SDGsジャパンスカラシップ岩佐賞「平和の部」(公益財団法人岩佐教育文化財団)、第18回西日本国際財団アジア未来大賞(公益財団法人西日本国際財団)、第10回エクセレントNPO課題解決力賞(エクセレントNPOを目指そう市民会議)、ほか多数。国連経済社会理事会特殊協議資格NGO。

名称:特定非営利活動法人テラ・ルネッサンス
所在地:京都府京都市下京区五条高倉角堺町21番地jimukinoueda bldg. 403号室
URL:https://www.terra-r.jp
理事長:吉田 真衣
設立:2001年10月31日(2014年5月30日より認定NPO法人)
事業内容:『地雷』『小型武器』『子ども兵』の課題に対するアジア・アフリカでの支援活動、および国内での『平和教育』を中心とした啓発活動 など


■ この件に関するお問い合わせ(取材)について
認定NPO法人テラ・ルネッサンス
電 話:075-741-8786 / 問い合わせフォーム:https://forms.gle/1pXJTLAaGfNeoSA46


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