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19年目の上田晋也冠番組、今夜地上波放送スタート「地上波のギリギリを攻めたい」

3日深夜放送『上田ちゃんネル』(C)テレビ朝日
3日深夜放送『上田ちゃんネル』(C)テレビ朝日
 お笑いコンビ・くりぃむしちゅーの上田晋也がMCを務めるトークバラエティー『上田ちゃんネル』(テレビ朝日系/毎週木曜 深1:26)がきょう3日に地上波での初回放送を迎える。

【番組カット】『上田ちゃんネル』名物企画!「最強おバカ決定戦」

 2024年8月で番組開始から19年目に突入&放送400回超えのCSテレ朝チャンネル史上最長寿を誇る『上田ちゃんネル』。この“満を持し過ぎた”タイミングで地上波レギュラー放送をスタート。

 『上田ちゃんネル』では、今も昔も根底にある“くだらないことが大好き”という上田が、気心の知れた仲間たちと、自由気ままにゆるく、くだらない“笑い”を追求していく。上田のもとに集うのは、「天才」「日本一面白い芸人」と絶賛する30年来の友人・古坂大魔王、上田の名参謀・浜ロン、事務所の後輩・エイトブリッジ、そしてお笑いをこよなく愛するグラビアアイドル・清水あいり。このメンバーが、スタジオで爆笑トークを繰り広げたり、時にはロケに出てみたりと、とにかく自由気ままに、くだらない“笑い”を届ける。

 記念すべき初回放送では、上田が「番組19年目で地上波って、こんなこともあるんだねぇ」としみじみ言えば、古坂も「ギネス申請したほうがよくない?」とご満悦の様子。しかし、「何の足しにもならないので、見下した目で見ていただきたい(笑)」とキッパリ断言した上田の言葉どおり、一発目にお届けするのは、“これぞ上田ちゃんネル!”といえる名物企画『最強おバカ決定戦』。番組が誇る最強おバカ・別府、そんな彼と長年火花をちらし続ける永遠のライバル・石本しょーき、新たな候補者となるイケメン俳優・増子敦貴(GENIC)、ギャルモデル・あおぽんが参戦し、おバカの頂点を決定する。

 まずは自己紹介を“ちゃんとする”ことからバトルがスタート。一切難しいことなどない自己紹介のはずだが、4人が発するひと言ひと言すべてに、上田や古坂のツッコミが止まらない。続くペーパーテストでは、指定された言葉を使用しての文章作成問題で、石本がまさかの発想で珍回答を繰り出す。

 そして、一般常識クイズでは、「猿も木から落ちる」という誰もが知ることわざと同じ意味のことわざを答えなければならないなか、全員が突拍子もない回答を大連発。4人のあまりのおバカっぷりに、ことわざの意味を丁寧に説明する上田だが、候補者たちは揃ってきょとん。これには上田も「絶対伝わってない!手応えがない(笑)」と大爆笑する。

 さらに、初回放送から「テレビ史で前代未聞じゃない!?」など、早くも“地上波を辞退しなければならないかも…”と、上田らがザワついた衝撃のラストが待ち受けるいきなりカオス全開で、まったく終わりが見えない『最強おバカ決定戦』後半戦は、次週放送。おバカ食レポなどで、4人のおバカっぷりはますます加速していく。

▼初回収録後コメント

■上田晋也(くりぃむしちゅー) コメント
新番組が始まる栄えある1回目って普通豪華なゲストの方いらっしゃるじゃないですか?例えばドラマから大物俳優が来てくださるとか。それがうちは石本しょーきって…誰だかわかります?ビックリしますよね(笑)。でもそれぐらい今までとテイストを変えずに!番組のファンの方がどれぐらいいらっしゃるのか確実には把握できていないんですが、その人たちに引き続き喜んでいただけるような番組にしていけたら、と。そして見たことのない方に、「こんなにくだらないバカバカしい番組があったんだ!見ときゃよかったな…」と思ってもらえる番組にできればと思っております。
今後は地上波のギリギリを攻めたいですね。昔と比べるとできないことも増えてきたので、「え?『上田ちゃんネル』はこんなことやっているけど、いいのか!?」というギリギリをずっと探っていきたいです。
何の足しにもならない、何の情報もない、ただバカなことを大人がワチャワチャ楽しくやっているという番組です。寝る前に気楽に見ていただければ幸いだし、それが唯一の見どころかもしれません(笑)。

■古坂大魔王 コメント
18年間やってきて、ずっと目標は地上波だったので、そういう意味では“ああ、やっぱり時間がかかるんだな”と思いました(笑)。地上波進出ということで、普通は中身やゲストも変わるんですけど…この番組はこれまでの18年間をギュッと30分にした感じで何も変わりません。初回収録の時に、スタッフさんもみんな大勢集まって盛り上がったんですよ。“やっぱりテレビっていいな”と思っていたら、2本目の収録が始まったときには全員帰っていて…涙が一筋ポロリと流れました(笑)。
CS時代は、ボクシングだけで1時間とか、スライダーだけで1時間とか、企画1本で1時間放送していたんです。今回からは30分になるので、もっと狭い範囲でいけると思います。例えば、剥いだ親指の爪を見つめ続けて1本とか、「さあ、どれがご老人の前髪だ?」っていう『ご老人の前髪当てクイズ』で1本とか(笑)。そういう攻め方ができる番組だと思っています。
そして、昨今は情報過多だと思うんです。みんなが情報を求め、ほとんどの方が疲れているんです。この番組を見てください。物事を考える必要がないです。物事を理解しようとする必要がないです。景色以下です(笑)。だから肩肘張らずにただ見てもらえると、何もないところに1個ポツンと見えてくる小さな笑い…そんな僕らの笑いを見つけて、かみ締めてみてください。甘くて酸っぱいです。

■浜ロン コメント
確か僕は、CS時代の9回目くらいが初登場だったんです。そこから18年の間に映ったテレビはこの番組だけなんですよ。だから今回、地上波でお披露目されるということになって、非常に楽しみです。終わらないようになんとかやっていきたいので“地上波で18年間やってやる!”という気持ちです。あと、実は作家としても携わらせていただいているので、なんとか存続できるように、このままみんなで老衰していく番組にしていきたいです(笑)。
僕は企画会議にも参加させてもらっているんですが、よく視聴者の方に「上田さんのああいう姿をあまり見たことがない」と言われるんです。ちょっと気の抜けたというか、ボケ倒す上田さんが見られるのはこの番組だけだと思うので、そこが見どころだと思います。ぜひ楽しんでいただきたいですね。

■篠栗たかし&別府ともひこ(エイトブリッジ)コメント
篠栗:18年続いている番組ではありますが、僕らはまだ5年しかご一緒できていないんです。だから存在感はそんなに濃くはないかもしれないんですが、こんなに偉大な先輩方と一緒に番組ができることは本当に光栄なので、足を引っ張らないように精一杯ついていきたいなと思います。僕らの場合、別府ちゃんの“おバカ”が前に出ることが多いんですけど、それにこれだけ長いこと付き合ってくれる番組ってなかなかないと思うんです。こんなに優しく付き合ってくださるなんて、本当に愛しかないなと思いますので、ぜひそこを視聴者の皆さんにも感じていただければと思います。

別府:『上田ちゃんネル』というバラエティー番組で揉まれて、自分も成長していきたいなと思います。普段女性と関わることがあまりないので、この番組ではそういったことも含めてお笑いを深めていきたいです。そして、テレビにはいろんな“大会”があると思うんですが、自分たちが輝ける“大会”はこの番組にしかないと思います。それをやっていただける貴重な番組なので、精一杯頑張っていきたいです!

■清水あいり コメント
私は新メンバーオーディションの企画から参加させていただいて5年ぐらいになります。地上波でも特に意識せず、むしろ攻めていきたいですし、必死にもがきながらこの5人について行きたいなという気持ちでいっぱいです。実はCS時代にも、ほかの番組でもあまり言ったことのない“ある言葉”を地上波の初回収録で言ってしまったんですけど悔いはない…それぐらい攻めた気持ちで挑みたいです(笑)。
今後は、誰が一番飛ばすかを競う「靴飛ばし」とかをやってみたいです(笑)。そして、たまにやけど、ラッキースケベがありまっせ~!

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