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松村北斗「第16回TAMA映画賞」最優秀新進男優賞受賞 『夜明けのすべて』ほか出演

「第16回TAMA映画賞」最優秀作品賞を受賞した『夜明けのすべて』(C)瀬尾まいこ/2024「夜明けのすべて」製作委員会
「第16回TAMA映画賞」最優秀作品賞を受賞した『夜明けのすべて』(C)瀬尾まいこ/2024「夜明けのすべて」製作委員会
 国内映画賞のトップバッターとして注目を集める「第16回TAMA映画賞」(主催:TAMA映画フォーラム実行委員会)の受賞作品及び受賞者が発表され、映画『夜明けのすべて』が最優秀作品賞(三宅唱監督 及びスタッフ・キャスト一同)、最優秀女優賞(上白石萌音)、最優秀新進男優賞(松村北斗)の3つの賞を獲得した。

【画像】『夜明けのすべて』松村北斗の出演シーン(場面写真)

 最優秀作品賞の受賞理由として「ささやかな日々の営みとプラネタリウムを重ねながら、痛みを抱えてもなお他者に寄り添う人々を丁寧に映し出し、観客の心に光をともした」と評価。

 最優秀女優賞の上白石は「ままならない不調に向き合う一生懸命な藤沢さんを愛情いっぱいに表現し、星空を見上げたときのような穏やかな幸福感をもたらした」と選考者の心をつかんだ。

 最優秀新進男優賞の松村は「『夜明けのすべて』において、社会のサイクルから外れかけた青年の心を縛りつける糸が少しずつほどけていくさまを精細な描写で体現した」と称賛された。

 TAMA映画賞は、2009年にスタートし、前年10月から当年9月に一般劇場で公開される作品及び監督・キャスト・スタッフを対象に、市民ボランティアの実行委員が選考している。「明日への元気を与えてくれる・夢をみせてくれる活力溢れる<いきのいい>作品・監督・俳優」を、映画ファンの立場から感謝をこめて表彰する映画賞だ。授賞式は11月30日、東京・パルテノン多摩大ホールで開催。授賞式チケット抽選申し込みは10月26日より受付予定。

 「映画」をきっかけとした「市民」の広場・TAMA映画フォーラム実行委員会が毎年秋に開催する、市民がつくる映画ファンの祭典「第34回映画祭TAMA CINEMA FORUM」は11月16日~12月1日の日程で、東京都多摩市内3会場で上映も行う(※休映日あり)。

■受賞作品・受賞者一覧
★最優秀作品賞(本年度最も活力溢れる作品の監督及びスタッフ・キャストに対し表彰)
『夜明けのすべて』 三宅唱監督 及びスタッフ・キャスト一同
『ぼくのお日さま』 奥山大史監督 及びスタッフ・キャスト一同

★特別賞(映画ファンを魅了した事象に対し表彰)
呉美保監督及びスタッフ・キャスト一同 (『ぼくが生きてる、ふたつの世界』)
押山清高監督及びスタッフ・キャスト一同(『ルックバック』)

★最優秀男優賞(本年度最も心に残った男優を表彰)
藤竜也 (『大いなる不在』)
吉沢亮 (『ぼくが生きてる、ふたつの世界』『キングダム 大将軍の帰還』『かぞく』)

★最優秀女優賞(本年度最も心に残った女優を表彰)
上白石萌音(『夜明けのすべて』)
河合優実(『ナミビアの砂漠』『あんのこと』『ルックバック』『四月になれば彼女は』)

★最優秀新進監督賞(本年度最も飛躍した監督、もしくは顕著な活躍をした新人監督を表彰)
近浦啓監督 (『大いなる不在』)
山中瑶子 監督 (『ナミビアの砂漠』)

★最優秀新進男優賞(本年度最も飛躍した男優、もしくは顕著な活躍をした新人男優を表彰)
松村北斗(『夜明けのすべて』『ディア・ファミリー』『キリエのうた』)
齋藤潤(『カラオケ行こ!』『瞼の転校生』『からかい上手の高木さん』『正欲』)

★最優秀新進女優賞(本年度最も飛躍した女優、もしくは顕著な活躍をした新人女優を表彰)
森田想(『辰巳』『朽ちないサクラ』『サユリ』『NN4444』『愚鈍の微笑み』『正欲』)
早瀬憩(『違国日記』『あのコはだぁれ?』)

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