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ティモシー・シャラメが若き日のボブ・ディランを演じる映画『名もなき者』2025年2月日本公開決定

ティモシー・シャラメがボブ・ディランの若き日を演じる映画『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』2025年2月、日本公開決定 (C)2024 Searchlight Pictures.
ティモシー・シャラメがボブ・ディランの若き日を演じる映画『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』2025年2月、日本公開決定 (C)2024 Searchlight Pictures.
 映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』や『DUNE/デューン』シリーズなど、ハリウッド超大作で主演を務め、人気、実力とも頂点に立つ俳優ティモシー・シャラメが、歴史に残る名曲と伝説を数多く残し、今もなお現役でステージに立ち続ける史上最高のミュージシャン、ボブ・ディランの若き日を演じる映画『A Complete Unknown(原題)』が、『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』の邦題で来年(2025年)2月に日本で公開されることが決定した。

【画像】映画『名もなき者』場面写真があと2点

 “生きる伝説”として世界に影響を与え続けるボブ・ディランは、2016年に、その文学的影響力により、ミュージシャンとして初となるノーベル文学賞を受賞。08年には、アメリカ文化へ多大な影響をもたらしたとしてピュリツァー賞特別賞を受賞し、フランスの最高勲章であるレジオン・ドヌール勲章や民間人に贈られるアメリカ最高位の勲章となる大統領自由勲章も受章している。

 そんな彼も、最初は“名もなき者”だった。映画は、1960年代初頭、19歳だったミネソタ出身の一人の無名ミュージシャン、ボブ・ディランがニューヨークに出て、時代の寵児としてスターダムを駆け上がり、世界的なセンセーションを巻き起こしていく、“伝説の始まり”をエモーショナルに描く。

 監督を務めるのは、『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』、『フォードvsフェラーリ』を手掛け、『LOGAN/ローガン』では「第90回アカデミー賞」脚色賞にノミネートされた名匠ジェームズ・マンゴールド。

 『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』では、アメリカ音楽界の伝説的な歌手ジョニー・キャッシュとその妻の波乱に満ちた人生を感動的につむぎ、妻ジューン・カーター・キャッシュ役を演じたリース・ウィザースプーンをオスカー(アカデミー主演女優賞)に導き、大ヒットミュージカル映画『グレイテスト・ショーマン』では、エグゼクティブ・プロデューサーとして手腕を大いに発揮した。

 タイトルの“A Complete Unknown”とは、米音楽誌「ローリング・ストーン」が2004年に選出した「最も偉大な500曲」で1位に選ばれた、ディランの代表曲「ライク・ア・ローリング・ストーン」の一節。まさに“名もなき者=A Complete Unknown”だった若きディランが、この歴史に残る名曲に至る、師や恋人との出会い、激動の時代の中で羽ばたいていく姿、永遠の青春を感じさせる、爽やかで、美しく、そして激しい、心を引き裂くような情熱的なエピソードの数々を、ティモシー・シャラメとジェームズ・マンゴールド監督という、最高の才能がどのようにスクリーンに再現するのか、いまから期待が止まらない。

 さらに、共演者として、エドワード・ノートン(『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』)、エル・ファニング(『マレフィセント』)、モニカ・バルバロ(『トップガン マーヴェリック』)、ボイド・ホルブルック(『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル 』、『LOGAN/ローガン』)、ダン・フォグラー(『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』)、ノーバート・レオ・バッツ(『エクソシスト 信じる者』)、スクート・マクネイリー(『アルゴ』『それでも夜は明ける』)といった名優たちの出演も明らかとなり、2025年を揺るがす大注目作としてすでに話題が沸騰している。

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