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水槽にごチューもく エビとカニの水族館で特別展

ネズミにまつわる魚などを展示する水槽。円内は口元のひげなどからネズミ魚として親しまれる「コリドラス」(和歌山県すさみ町江住で)
ネズミにまつわる魚などを展示する水槽。円内は口元のひげなどからネズミ魚として親しまれる「コリドラス」(和歌山県すさみ町江住で)
 和歌山県すさみ町江住のエビとカニの水族館は、正月の特別展「令和初のお正月(しょうがちゅー)」を始めた。2020年のえと「子(ね)」にちなんだ魚など8種の計約200匹を正面玄関の水槽に入れている。1月15日まで。

 水槽内では、尾びれの黒い模様がネズミのキャラクターに見えるメダカの仲間「ミッキーマウスプラティ」や、口元のひげや水槽の底を動く様子が人気というナマズの仲間「コリドラス」が泳ぐ。2種は体長3~4センチ。

 このほか、いずれも体長1センチほどのエビ「レッドチェリーシュリンプ」と「スノーボールシュリンプ」も入れている。白い砂を貼り付けて富士山に見立てた流木などで飾り付け、正月の雰囲気を演出している。

 平井厚志館長は「令和初の正月は、えとで最初のネズミにちなんだ水槽に、ご『ちゅー』もくを」とPRしている。水族館は年末年始も無休。

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