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「運動会」盛り上がる 野球、サッカー選手と子どもたち、和歌山県上富田

選手と力を合わせて綱を引っ張る子どもたち(15日、和歌山県上富田町朝来で)
選手と力を合わせて綱を引っ張る子どもたち(15日、和歌山県上富田町朝来で)
 野球の関西独立リーグで戦う「和歌山ウェイブス」と、和歌山県紀南に移住した選手らの社会人サッカーチーム「南紀オレンジサンライズFC」は合同で15日、上富田町朝来の上富田スポーツセンターで「スポーツフェスティバルinかみとんだ」を開いた。両チーム対抗の運動会をする催しで、参加した子どもたちが選手と一緒にスポーツを楽しんだ。

 外で運動を楽しみ、選手と触れ合う機会をつくろうと企画した。誰でも気軽に参加できるよう、運動会という形でさまざまな競技に取り組んだ。

 この日は、田辺市や上富田町、白浜町など紀南各地から小学生や幼児計約80人が参加。野球とサッカーで2チームずつの計4チームに分かれ、選手と一緒に二人三脚や綱引き、リレー競走などをして、白熱した勝負を繰り広げた。逃げ回る相手チームの選手2人が背負った籠に、玉を入れる競技もあった。最後は総合点数で順位を競った。

 綱引きが楽しかったという白浜町の北富田小学校5年、田中貴将君(11)は「絶対に負けたくないと思っていたので、勝ててうれしい。野球が好きで参加した。選手の人たちと一緒にスポーツができて楽しかった」と笑顔で話した。田中君と一緒に参加した同校5年の中村銀児君(10)は「友達と一緒に玉入れができて楽しかった。選手の人たちとも話ができた。どちらのチームも、これからは応援したい」と喜んだ。
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