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パリ五輪TEAM JAPANが結団式 フェンシング江村美咲&ブレイキン半井重幸が決意表明

『第33回オリンピック競技大会(2024/パリ)』TEAM JAPAN 結団式の模様(C)ORICON NewS inc.
『第33回オリンピック競技大会(2024/パリ)』TEAM JAPAN 結団式の模様(C)ORICON NewS inc.
 日本オリンピック委員会(JOC)は5日、東京・国立代々木競技場第二体育館で26日に開会式を迎える、第33回オリンピック競技大会(2024/パリ)TEAM JAPANの結団式を開催した。

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 主催者としてあいさつしたJOC副会長の三屋裕子氏は「前回の東京2020大会では、競技成績はもちろんのこと、その勝敗に関わらず健闘をたたえ合うアスリートの姿は、多くの方々に改めてスポーツの価値を、日本国内、そして世界に発信してくれました。この舞台にたどり着くまでにはさまざまな困難や試練を乗り越えてきたものと思います。本大会では、これまで培ってきた力を存分に発揮し、それぞれのご自身の夢に挑戦されることを心から願っております」と激励した。

 「そしてその活躍を通して、能登半島地震で被災された方々や、これまで震災や災害に遭われ、復旧、復興に取り組んでいらっしゃる方々に、勇気や笑顔を届けられることを期待しています」と話した。

 日本選手団の旗手を務めたのは、江村美咲選手(22/フェンシング)と半井重幸選手(22/ブレイキン)。TEAM JAPAN 団長の尾縣貢氏から団旗を受け取った江村選手は「私たちはこれまでたくさんの方々に支えていただき、今日この日を迎えることができました。これから始まるオリンピックでは、国内のみならず世界中の方々に影響を与える立場となります。支えられて今があること、国を代表する立場である自覚と責任を持ち、大会に挑みます。『1歩踏み出す勇気を』このコンセプトに基づき、選手団一同、新たな挑戦に向かって全力を尽くしてまいります。また、私たちをここまで成長させてくれたスポーツの価値を守り、つくり、伝えていくためにも、正々堂々と最後まで戦い抜くことを誓います」と宣言。

 続いて半井選手は「私の競技であるブレイキンでは、一歩を踏み出す勇気が勝敗を分けることが多々あります。私自身、これまで多くの挑戦と失敗を繰り返し、その度に一歩を踏み出す勇気を持ち続けることで成長してきました。この精神は私たちすべてのアスリートに共通するものだと思います。スポーツの力を信じて、最高のパフォーマンスを発揮することを誓います。また、夏から冬、オリからパラへと続くこの大舞台で、チームジャパンの一員として自覚と誇りを持ち、全力を尽くします。ここに立てるのは、多くの方からの支えがあってこそです。家族、コーチ、友人、スポンサー、そして応援してくださるすべての方々に心から感謝しています。皆様からの応援を1歩踏み出す勇気に変え、感謝の気持ちを込めて競技に挑みます。また、国際交流と友好親善を大切にし、日の丸を胸に、世界中の選手たちとともに素晴らしい大会を作り上げることを約束します。日本代表として、今大会を最高のものにするために全力を尽くします」と決意を表明した。

 結団式には、日本選手団のほか、JOC役員・関係者、競技団体、文部科学省、TEAM JAPANパートナーらが参加。秋篠宮皇嗣殿下、秋篠宮皇嗣妃殿下も参加し、騎手の2人に激励の言葉をかける姿も見られた。

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