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日台NGO連携でタロコ族の生活再建支援へ テラ・ルネッサンス、MSMに140万元提供

認定NPO法人テラ・ルネッサンス
クラウドファンディングで集まった寄付金がタロコ族の生活再建に活用

認定NPO法人テラ・ルネッサンス(理事長:吉田真衣、所在地:京都府京都市、以下テラ・ルネッサンス)は、台湾のNGO「財團法人基督教MSM(ジエ・ツァイ・ジョン・フイ,以下MSM)」と連携し、被災したタロコ族の生活再建を支援することを決定し、MSMに140万元(約700万円)を資金提供しました。また、この度、7月14日から16日にかけて、MSMが日本を訪れ、日本の災害支援に関する情報交換や意見交換を行うことが決定しました。

画像:財團法人基督教MSMの職員と弊会佐々木(写真中央右)と香葉村(写真中央左)


台湾東部で発生したマグニチュード7.2の地震は、花蓮県を中心に甚大な被害をもたらしました。特に、タロコ峡谷の原住民であるタロコ族は、観光業で生計を立てていたこともあり、地震による観光客の減少が深刻な打撃となっています。


テラ・ルネッサンスは、これまでもアジアやアフリカなど世界各地で、紛争や災害の被害を受けた人々の自立支援を行ってきました。今回、台湾最大のネットワークNGOであるTaiwan Alliance in International Development (Taiwan AID)を通じてMSMと出会い、両団体のビジョンや活動理念、そして「生計と家庭を守る」という価値観が一致したことから、今回の連携に至りました。


MSMは、地震発生直後から被災地支援活動を展開しており、特にタロコ族を中心とした原住民の生活再建に注力しています。具体的には、伝統工芸や農業、地鶏飼育などの職業訓練を通じて、原住民の人々が持続的に自立した生活を送れるよう支援しています。


テラ・ルネッサンスは、MSMのプロジェクトに深く共感し、クラウドファンディングを通じて集まった寄付金140万元(約700万円)をMSMに提供しました。このクラウドファンディングには、(一社)人が輝く経営実践会(APRA)も賛同し、共に支援を呼びかけました。


今回のMSMの来日交流では、熊本県の熊本地震震災ミュージアムや佐賀災害支援プラットフォームなどを訪問し、日本の自治体・NGO/NPOの災害支援の経験や知見を共有し、今後のタロコ族の生活再建、そして日台の防災協力の強化に役立てていく予定です。
認定NPO法人テラ・ルネッサンスについて
認定NPO法人テラ・ルネッサンス
「すべての生命が安心して生活できる社会の実現」を目的に、2001年に鬼丸昌也によって設立。現在では、カンボジア、ラオスでの地雷や不発弾処理支援、地雷埋設地域の生活再建支援、ウガンダ、コンゴ、ブルンジでの元子ども兵の社会復帰支援を実施。また、日本国内では、平和教育(学校や企業向けの研修)や、岩手県大槌町で大槌刺し子を運営。2022年にはハンガリー、ウクライナにおける避難民への支援を開始。主な受賞歴:地球市民賞(独立行政法人国際交流基金)、社会貢献者表彰(公益財団法人社会貢献支援財団)、日経ソーシャルイニシアチブ国際 部門賞ファイナリスト(日本経済新聞社)、 第4回ジャパンSDGsアワード 副本部長(外務大臣)賞(外務省)、第52回毎日社会福祉顕彰(毎日新聞東京・大阪・西部社会事業団)、第1回SDGsジャパンスカラシップ岩佐賞「平和の部」(公益財団法人岩佐教育文化財団)、第18回西日本国際財団アジア未来大賞(公益財団法人西日本国際財団)、第10回エクセレントNPO課題解決力賞(エクセレントNPOを目指そう市民会議)、ほか多数。国連経済社会理事会特殊協議資格NGO。名称:特定非営利活動法人テラ・ルネッサンス
所在地:京都府京都市下京区五条高倉角堺町21番地jimukinoueda bldg. 403号室
URL:https://www.terra-r.jp
理事長:吉田 真衣
設立:2001年10月31日(2019年5月30日より認定NPO法人)
事業内容:『地雷』『小型武器』『子ども兵』の課題に対するアジア・アフリカでの支援活動、および国内での『平和教育』を中心とした啓発活動 など

■ この件に関するお問い合わせ(取材)について
認定NPO法人テラ・ルネッサンス
電 話:075-741-8786 / 問い合わせフォーム:https://forms.gle/1pXJTLAaGfNeoSA46
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