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入浴者に記念ステッカー 「つぼ湯」で7日から、和歌山県田辺市本宮町

世界遺産に登録された温泉「つぼ湯」の入浴した人にプレゼントする記念のステッカー(和歌山県田辺市本宮町で)
世界遺産に登録された温泉「つぼ湯」の入浴した人にプレゼントする記念のステッカー(和歌山県田辺市本宮町で)
 世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に含まれている和歌山県田辺市本宮町の湯の峰温泉にある「つぼ湯」を管理運営する四村川財産区は7日から、入浴者に世界遺産登録20周年を記念したステッカー=写真=をプレゼントする。

 つぼ湯は天然岩の風呂を板で囲っただけの小さな温泉。小栗判官を蘇生させたという伝説があり、日によっては湯の色が7回変化するともいわれる。昨年度は1万4888人が入浴した。

 イラスト風に加工したつぼ湯の写真や「世界遺産登録20周年記念」などと記されたステッカーの大きさは直径10センチで、赤と青の2種類。計2千枚を用意しており、なくなり次第終了。

 四村川財産区の担当者は「20周年の節目につぼ湯に入浴した特別な記念になればと思い、ステッカーを作った。これを機に訪れていただければうれしい」と話している。

 入浴料は12歳以上800円、12歳未満400円。営業時間は午前6時~午後9時で、30分交代制。湯の峰温泉公衆浴場も合わせて利用できる。

 問い合わせは本宮行政局総務課(0735・42・0070)へ。

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