弘前大学の学生が青森県の食材・郷土料理を活用した「けのあんチャーハン」を開発 ― 文京町キャンパスの学生食堂で提供
弘前大学(青森県弘前市)農学生命科学部の副専攻プログラム「6次産業化マイスター育成」を履修している学生ら4名が、青森県の郷土料理「けの汁」をアレンジした「けのあんチャーハン」を考案。6月24日には試食会が行われ、福田眞作学長をはじめ役職員や学生から好評を博した。同メニューは6月24日から28日までの期間限定で、学生会館1階の文京食堂において提供された。
弘前大学農学生命科学部では「青森県の食材や郷土料理を活用した商品開発」をテーマとした副専攻プログラム「6次産業化マイスター育成」を開講している。学生らは、農産物生産、食品加工、農産物流通に関する基礎知識を習得するための科目を履修した後、インターンシップの中で、6次産業化に関する商品やサービスを開発する。
同プログラムを履修している学生4名はこのたび、青森県の郷土料理「けの汁」を現代風にアレンジした「けのあんチャーハン」を考案。6月24日に福田眞作学長はじめ役職員と学生による試食会が行われた。
当日は、担当教員からプログラムの概要について説明した後、学生らが新メニューの開発に至る経緯を語り、参加者らがメニューを試食。「普段小食の自分でもペロリと食べれた」「これまで商品となっていなかったことが不思議だ」「今後、メニューの定番化は考えていますか」といった感想が寄せられたほか、さらに魅力ある商品にするためのアイデアも挙がった。
「けのあんチャーハン」は6月24日から28日まで、期間限定メニューとして文京地区キャンパスの学生食堂で提供され、学生や教職員をはじめ、大学を訪れた人達からも好評を博していた。
(参考:弘前大学公式サイト内)
・『けのあんチャーハン』の販売・試食会について
https://www.hirosaki-u.ac.jp/topics/95926/
●けの汁
青森県津軽地方の郷土料理。だいこん、にんじん、ごぼう、ふき、わらび、ぜんまい、油揚げ、凍み豆腐などを煮込み、味噌で味付けしたもの。「津軽の七草がゆ」とも呼ばれる精進料理で、女性が小正月にくつろぐため、作り置きする保存食でもある。
▼本件に関する問い合わせ先
弘前大学農学生命科学部
住所:青森県弘前市文京町3番地
TEL:0172-39-3742
【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/
プレスリリース詳細へ https://digitalpr.jp/r/90899
次のニュースを読む
-
香川の教育を支える「新たな教師の学び」が始まる―香川大学と香川県教育委員会、株式会社KAKEAIの連携による「教師のキャリアプランニング支援システム」の開発と導入―
-
弘前大学の蒔田純准教授が「青森×東ティモール工芸品プロジェクト」を展開、クラウドファンディングもスタート ― 互いの伝統工芸品をかけあわせ新しい魅力で産業の振興を目指す
-
大妻女子大学・NTT東日本・NTT DXパートナーが連携協定を締結-- データサイエンス分野における教育・研究の向上とデジタル人材の育成
-
昭和女子大学キャリアカレッジ ダイバーシティ推進セミナー 7/24開催「富士通の人材制度改革とトランスフォーメーション ~多様な人材がどのように成長・活躍できるか~」
-
横浜・みなとみらいエリアにおけるエンタメ経済圏可視化の実証実験を実施します