和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

コンビニ宅配サービス

ローソンの店員(左)から配達の商品を受け取る出前館のスタッフ=提供
ローソンの店員(左)から配達の商品を受け取る出前館のスタッフ=提供
 コンビニ大手のローソンは30日から、和歌山県田辺市内にある加盟9店舗でフードデリバリーのサービスを始める。飲食物だけでなく、日用品も扱う。他社も含めコンビニによる同様のサービスは紀南地方で初めて。

 アプリで注文を受け、商品を自宅まで届けるサービスで、同社は「便利さを追求し、生活が豊かになれば」と2019年から開始。県内では27日現在、和歌山市と岩出市の36店舗で実施している。今回始めるのは田辺市の新庄町や秋津町、上の山、宝来町、目良にある9店舗。

 扱う商品は、おにぎりや弁当をはじめ、デザートやベーカリー、店内調理の揚げ物、冷凍食品、生鮮食品、清涼飲料水、酒類(取り扱いは酒販店のみ)、日用品など。開始時は、店舗に並ぶ全商品の約1割に当たる約250品目の予定。価格は店頭より少し高くなり、配達手数料もかかる。購入総額が1500円以上という条件も付いている。

 注文は宅配ポータルサイト「出前館」で受け付ける。配達の範囲は、原則的に各店舗の3キロ以内。

 ローソン大阪・和歌山営業部和歌山南支店は「雨など天候が悪かったり、外出が難しかったりする場合に利用してもらえれば」と話している。9店舗以外に紀南地方でのサービス実施は、状況を見て検討したいという。

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