【動画】幻想的な光の点滅 動鳴気峡でヒメボタル、和歌山・田辺
和歌山県田辺市稲成町にある動鳴気峡で、ヒメボタルがイルミネーションのように光を点滅させながら飛び交っている。
県立自然博物館(海南市)によると、ヒメボタルは幼虫が陸地で暮らし、成虫は最大でも10ミリに満たない。幼虫が水中で生活し、この時季に川辺を飛び交うゲンジボタル(最大約20ミリ)よりかなり小さい。
光り方も異なる。「フワッ、フワッ」とゆったりした間隔で明滅するゲンジボタルに対し、ヒメボタルは「パッ、パッ、パッ」と短い間隔で鋭い光を放つ。
動鳴気峡では20日、午後7時半ごろからヒメボタルが光り始め、十数匹が飛んだ。ゲンジボタルも飛び、幻想的な雰囲気に包まれていた。
自然博物館の松野茂富学芸員(37)は「ホタルは光でお互いに繁殖相手を見つけるというコミュニケーションを取っている。観察する際にライトで照らすのは足元を最小限にして光をちらつかせず、安全を守るために慎重な行動も心がけてほしい」と話している。
県立自然博物館(海南市)によると、ヒメボタルは幼虫が陸地で暮らし、成虫は最大でも10ミリに満たない。幼虫が水中で生活し、この時季に川辺を飛び交うゲンジボタル(最大約20ミリ)よりかなり小さい。
光り方も異なる。「フワッ、フワッ」とゆったりした間隔で明滅するゲンジボタルに対し、ヒメボタルは「パッ、パッ、パッ」と短い間隔で鋭い光を放つ。
動鳴気峡では20日、午後7時半ごろからヒメボタルが光り始め、十数匹が飛んだ。ゲンジボタルも飛び、幻想的な雰囲気に包まれていた。
自然博物館の松野茂富学芸員(37)は「ホタルは光でお互いに繁殖相手を見つけるというコミュニケーションを取っている。観察する際にライトで照らすのは足元を最小限にして光をちらつかせず、安全を守るために慎重な行動も心がけてほしい」と話している。