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すさみの自然満喫 スポーツフェスに110人、和歌山

サップでコースを進む参加者(和歌山県すさみ町周参見で)
サップでコースを進む参加者(和歌山県すさみ町周参見で)
 和歌山県すさみ町周参見で18、19日、町の自然を体感してもらう催し「スポーツフェスティバル」(実行委員会、町観光協会主催)があった。18日は、参加した35チームの計約110人が、長距離走(ラン)、自転車(バイク)、スタンドアップパドルボード(SUP=サップ)を楽しみながらゴールを目指した。

 すさみ海水浴場では「ラン&サップ」があった。2~4人の各チームが、砂浜と海に設けた1周400メートルのコースを7周してタイムを競った。終盤、歯を食いしばって走る参加者の姿も見られた。

 おそろいのかぶり物を身に着けて3人で参加した大阪市、自営業の浅田真奈美さん(40)は「かなりしんどいけど、楽しい」と笑顔をみせた。2022年8月に大阪府枚方市からすさみ町和深川へ移住した乾浩之さん(57)は妻と2人で参加。「地域のイベントが盛り上がればと思って来た」と話していた。

 バイクは、海沿いの県道に1周2・4キロの周回コースをつくって競った。

 企画、運営に携わった実行委の源口葉月さん(35)は「子どもから大人までが、すさみの自然と触れ合う中で引き出される表情を見ると心地よい。『また来たい』と思ってもらえるといい」と話した。催しは3回目で、源口さんによると県外のリピーターも多い。
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