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田辺でU―16プログラミングコンテスト 和歌山大会

対戦で、作成したプログラムの動きを見守るコンテスト参加者(和歌山県田辺市あけぼので)
対戦で、作成したプログラムの動きを見守るコンテスト参加者(和歌山県田辺市あけぼので)
 和歌山県田辺市あけぼのの田辺工業高校は7日、作成したプログラムを使ってゲームで対戦する第2回「U―16プログラミングコンテスト和歌山大会」を開いた。田辺市や上富田町の中学生26人が参加。上富田中学校2年の竹田悠夏さんが優勝した。

 大会は、プログラミングを勉強している子どもたちが活躍できる場を設けようと昨年から田辺工業高校で始まった。コンテストはNPO「ITジュニア育成交流協会」が普及に取り組んでおり、和歌山以外にも北海道や山梨県、三重県、愛媛県、福岡県などでも開かれている。

 和歌山大会ではプログラミングを用いて、碁盤の目のような10種類のマップを舞台に対戦。「1マス動く」「ブロックを置く」といった16個の動きを組み合わせてプログラムを作り、マップ上に置かれたアイテムを集めたり、対戦相手の上にブロックを置いたりして勝敗を決めた。東陽中学校や上富田中学校の生徒26人がトーナメントで試合をした。

 出場は2回目という上富田中学校2年生でパソコン部キャプテンの長矢鈴夏さん(14)は「プログラムの結果を見て、どこをどう改善していくかを考えるのが楽しい。来年は受験があるけど、余裕があればまた出場したい」と話した。

 竹田さん以外の入賞者は次の皆さん。

 2位=山下瑠菜(上富田1年)▽3位=笠松陽菜子(同)▽敢闘賞=松田旺樹(同)

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