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特産のイセエビ放流 和歌山・すさみの小学生

放流するイセエビを持つ児童(和歌山県すさみ町里野で)
放流するイセエビを持つ児童(和歌山県すさみ町里野で)
 和歌山県すさみ町周参見小学校2年生16人がこのほど、同町里野の里野漁港で町特産品のイセエビを約20匹放流した。

 イセエビの増殖を目的に町が2018年度から、毎年この時季に実施している事業の一環。児童は雨の中、体長20~25センチ、重さ約2000~300グラムのイセエビを港から海へ放った。

 イセエビを手にした酒井陽菜さん(8)は「怖かった」、森直也君(8)は「かわいかった」と話していた。

 放流事業には昨年に続いて串本町和深で、すさみ串本道路の関連工事を請け負っている建設会社「淺川組」(和歌山市)が協力。前日と合わせて約22キロ(約100匹)を放流した。

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