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東京への移動が便利に! JR新宮駅-南紀白浜空港、バスのダイヤ改正でスムーズに乗り継ぎ

南紀白浜空港の利用者にチラシを配る関係者(29日、和歌山県白浜町で)
南紀白浜空港の利用者にチラシを配る関係者(29日、和歌山県白浜町で)
 明光バス(和歌山県白浜町)のダイヤ改正により、南紀白浜空港(白浜町)―JR新宮駅(新宮市)の飛行機、バス、鉄道の乗り継ぎがスムーズになった。関係者が29日、空港などで利用客にPRした。

 PR活動に参加したのは、明光バス、空港を運営する南紀白浜エアポート(白浜町)、JR西日本、県などの関係者計15人。青い法被を着た関係者は2班に分かれ、空港、白浜駅、新宮駅、紀伊勝浦駅の4カ所で利用客に「東京への移動が便利に」などと書いたチラシを配布した。

 今回のダイヤ改正で例えば、新宮駅午前6時29分発の特急くろしおは、白浜駅に8時13分到着。駅からバスが8時29分に出発し、空港に9時4分に到着。東京行きの飛行機は9時35分発となっている。

 紀南地域の交流人口増加や観光客らの利便性向上を目指して取り組んでいる関係者たちは、1月にも連携して「東京へは白浜空港から飛行機で行くのがお得」などとPRしており、今回で2回目だった。

 JR西日本和歌山支社地域共生室の下村明さんは「少しでも公共交通機関の課題を解決しようと、関係機関がワンチームとなって定期的に話し合い、やれるところから地道に取り組んでいる。まだまだ課題はあるので、解決に向けて取り組んでいきたい」と話した。

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