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センバツ21世紀枠に田辺を推薦 和歌山県高野連、一般は耐久と田辺

 和歌山県高校野球連盟は10日、来年3月に開かれる第96回選抜高校野球大会の推薦校に耐久と田辺、21世紀枠の推薦校に田辺を選んだと発表した。

 県高野連は2日、和歌山市内で開いた理事会で、選抜高校野球大会に推薦する一般選考枠2校、21世紀枠1校を決めた。

 秋季近畿地区高校野球大会の県2次予選で耐久が優勝、田辺が準優勝したため、一般推薦枠の2校に選ばれた。

 選抜大会で近畿地区の一般出場枠は6校。耐久は近畿大会でベスト4に入ったため出場校に選ばれる可能性が高い。最終選考は来年1月26日。

 田辺は学業と部活動を両立させていることや、部活動が地域に良い影響を与えていることなどを理由に21世紀枠の推薦校に選ばれた。県大会では市和歌山、智弁和歌山に勝ったほか、近畿大会では1回戦で京都国際に敗れたが、延長10回タイブレークまで持ち込む接戦だった。

 21世紀枠の2次選考は近畿6校から代表候補1校を選び、12月8日に日本高野連などが発表する。最終的には全国9地区(9校)から東日本、西日本の区別なく2校を選出する。

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