世界遺産を緊急検査 首里城火災受け那智勝浦町消防本部
和歌山県那智勝浦町消防本部は5日、那覇市にある世界遺産の首里城で正殿などが焼失したことを受け、町内の世界遺産を対象に緊急の立ち入り検査をした。
検査は堀順一郎町長の指示によるもので、この日は世界遺産に登録されている那智山青岸渡寺と熊野那智大社を、消防職員らが訪問。消火器や火災報知機といった消防用設備の維持管理や分電盤の状況などを点検した。
検査を受けた青岸渡寺の高木亮英副住職(69)は「首里城の火災はひとごとではない。われわれの使命は後世に文化財を残すこと。一層気を引き締めたい」と話した。
消防本部の太田真次予防課長(45)は「特に不備はなかったが、これを機に、あらためて防火体制を強化していただきたい」と話していた。
検査は堀順一郎町長の指示によるもので、この日は世界遺産に登録されている那智山青岸渡寺と熊野那智大社を、消防職員らが訪問。消火器や火災報知機といった消防用設備の維持管理や分電盤の状況などを点検した。
検査を受けた青岸渡寺の高木亮英副住職(69)は「首里城の火災はひとごとではない。われわれの使命は後世に文化財を残すこと。一層気を引き締めたい」と話した。
消防本部の太田真次予防課長(45)は「特に不備はなかったが、これを機に、あらためて防火体制を強化していただきたい」と話していた。