田辺市が文書一部開示へ 諮問機関の答申受け、紀州のドン・ファンの遺産や市庁舎移転で
複数の公文書の開示請求に対し、その多くを不開示とした和歌山県田辺市の決定について、市の諮問機関である情報公開・個人情報保護審査会が、一部を「開示すべき」とする答申を出した件で、市は答申通りに開示すると決めた。17日付。
市が不開示としたことを不服として審査請求していた「市民オンブズマンわかやま」事務局長の畑中正好さん(71)=田辺市天神崎=が23日、明らかにした。 市への審査請求は2020年9月~21年10月で、畑中さんは「非常識な情報隠しが改善され、開示が進むことは歓迎するが、とても遅い」と話した。
畑中さんが開示を求めたのは、「紀州のドン・ファン」と呼ばれた故・野崎幸助さんの遺産や市庁舎の移転に関する文書。市は大部分を不開示としたが、審査会は7月の答申で、開示すべきだとする部分を大幅に広げていた。
市が不開示としたことを不服として審査請求していた「市民オンブズマンわかやま」事務局長の畑中正好さん(71)=田辺市天神崎=が23日、明らかにした。 市への審査請求は2020年9月~21年10月で、畑中さんは「非常識な情報隠しが改善され、開示が進むことは歓迎するが、とても遅い」と話した。
畑中さんが開示を求めたのは、「紀州のドン・ファン」と呼ばれた故・野崎幸助さんの遺産や市庁舎の移転に関する文書。市は大部分を不開示としたが、審査会は7月の答申で、開示すべきだとする部分を大幅に広げていた。