日本一の梅産地で南高梅の収穫スタート 和歌山県みなべ町・印南町
日本一の梅産地、和歌山県みなべ町や印南町で23日、主力品種「南高梅」の収穫が始まった。実の数は多く、実太りも順調で、平年より3日ほど早いという。
JA紀州によると、JAに出荷する梅農家は両町で約1400戸あり、栽培面積は約2170ヘクタール。このうち南高は8割以上を占める。
今季のJA紀州での荷受けは24日からで、それに合わせて農家が収穫を始めた。主に海岸近くの早場の園地で収穫した梅で、みなべ町気佐藤の統合選果場や各地にある集荷場に持ち込む。
JA紀州みなべいなみ梅部会の副部会長、片岡建二さん(50)=みなべ町芝=は、家族ら4人で収穫。24日に階級別に選別し、箱に詰め込んだ。JAの職員は「ひょうの被害はあったが、全体的に気象が良好だったことで順調に育っている。今後、病害虫の被害を受けないことを願いたい」という。
統合選果場に持ち込まれた梅は25日から、主に梅酒や梅シロップ用の青梅として関東を中心に全国の市場に出荷する。地元では6月上旬から「ほんまもんふるさと産地直売所」(みなべ町東吉田)で販売される。
収穫のピークは6月上旬から中旬にかけてで、7月上旬まで続く。JAによると、今季の市場への出荷は平年並みの2400トンを見込んでいる。
JA紀州によると、JAに出荷する梅農家は両町で約1400戸あり、栽培面積は約2170ヘクタール。このうち南高は8割以上を占める。
今季のJA紀州での荷受けは24日からで、それに合わせて農家が収穫を始めた。主に海岸近くの早場の園地で収穫した梅で、みなべ町気佐藤の統合選果場や各地にある集荷場に持ち込む。
JA紀州みなべいなみ梅部会の副部会長、片岡建二さん(50)=みなべ町芝=は、家族ら4人で収穫。24日に階級別に選別し、箱に詰め込んだ。JAの職員は「ひょうの被害はあったが、全体的に気象が良好だったことで順調に育っている。今後、病害虫の被害を受けないことを願いたい」という。
統合選果場に持ち込まれた梅は25日から、主に梅酒や梅シロップ用の青梅として関東を中心に全国の市場に出荷する。地元では6月上旬から「ほんまもんふるさと産地直売所」(みなべ町東吉田)で販売される。
収穫のピークは6月上旬から中旬にかけてで、7月上旬まで続く。JAによると、今季の市場への出荷は平年並みの2400トンを見込んでいる。