児童家庭支援センターが開所 和歌山県内で2カ所目、白浜
子どもと家庭に関する相談に応じる施設「くまのっ子児童家庭支援センターのこのこ」が、和歌山県白浜町の青少年研修センター内で開所した。藤藪庸一センター長(50)は「子どもも大人も気軽に集まって、交流してもらえる場所にしていきたい」と話している。
児童福祉法に基づいて設置された地域相談施設。県内では和歌山市に次いで2カ所目。1979年から同町三段壁での自殺防止活動を続けているNPO白浜レスキューネットワーク(藤藪庸一理事長)が県の委託を受けて運営している。
センターの具体的な活動内容は、児童虐待や虐待の恐れがある場合の対応▽養育困難や育児不安などの親子関係への対応▽里親制度や養子縁組制度などの社会的養護の相談▽障害児や発達障害児などの特別な支援が必要な児童の相談▽学校でのいじめや不登校などの学習・生活上の問題の相談▽児童福祉施設やその他関係機関との連携・紹介―など。
■専門スタッフが対応
子育てや家庭に関するあらゆる相談に臨床心理士、精神保健福祉士、元教員など専門的な知識や技術を持ったスタッフ8人(うち3人常駐)が対応し、必要な助言や援助を行う。ショートステイなどの子どもの家庭在宅サービスをはじめ、子育てサークルや地域ボランティアの育成もしていく。相談は無料で、秘密厳守。
自殺防止活動に長年関わってきた藤藪センター長によると、自殺志願者は、幼少期から義務教育が終わるまでの間、信頼できる大人との関わりが薄い傾向にあるという。自殺防止の観点から、これまで里親、学童保育、学習支援、子ども食堂などの活動にも力を入れてきたことから「センターでの活動は、これまでやってきたことの延長線上にある」という。
藤藪センター長は「相談するのは、とても勇気の要ること。私たちは、あなたの勇気を大切にします。まずは連絡をください。1人で悩まず一緒に考えましょう」と呼びかけている。
相談はセンター(電話0739・42・5515、ファクス0739・42・5516、メールnokonokojikasen@gmail.com)へ。受付時間は平日の午前9時~午後5時。土日曜、祝日、年末年始(12月30日~1月3日)は休み。
児童福祉法に基づいて設置された地域相談施設。県内では和歌山市に次いで2カ所目。1979年から同町三段壁での自殺防止活動を続けているNPO白浜レスキューネットワーク(藤藪庸一理事長)が県の委託を受けて運営している。
センターの具体的な活動内容は、児童虐待や虐待の恐れがある場合の対応▽養育困難や育児不安などの親子関係への対応▽里親制度や養子縁組制度などの社会的養護の相談▽障害児や発達障害児などの特別な支援が必要な児童の相談▽学校でのいじめや不登校などの学習・生活上の問題の相談▽児童福祉施設やその他関係機関との連携・紹介―など。
■専門スタッフが対応
子育てや家庭に関するあらゆる相談に臨床心理士、精神保健福祉士、元教員など専門的な知識や技術を持ったスタッフ8人(うち3人常駐)が対応し、必要な助言や援助を行う。ショートステイなどの子どもの家庭在宅サービスをはじめ、子育てサークルや地域ボランティアの育成もしていく。相談は無料で、秘密厳守。
自殺防止活動に長年関わってきた藤藪センター長によると、自殺志願者は、幼少期から義務教育が終わるまでの間、信頼できる大人との関わりが薄い傾向にあるという。自殺防止の観点から、これまで里親、学童保育、学習支援、子ども食堂などの活動にも力を入れてきたことから「センターでの活動は、これまでやってきたことの延長線上にある」という。
藤藪センター長は「相談するのは、とても勇気の要ること。私たちは、あなたの勇気を大切にします。まずは連絡をください。1人で悩まず一緒に考えましょう」と呼びかけている。
相談はセンター(電話0739・42・5515、ファクス0739・42・5516、メールnokonokojikasen@gmail.com)へ。受付時間は平日の午前9時~午後5時。土日曜、祝日、年末年始(12月30日~1月3日)は休み。