見物人が見守る中、2頭が馬場を駆け抜けた「競べ馬」(8日、和歌山県みなべ町西本庄で)
和歌山県みなべ町西本庄の須賀神社で8日、秋祭りの宵宮があり、迫力ある「競べ馬」の奉納が見物人を楽しませた。
上ノ尾、下ノ尾、常楽、東本庄、谷口、熊岡の6地区の馬が出走。約250メートルある馬場の両側で見物人が見守る中、馬が2頭ずつ競いながら走った。
見物人は力強く駆け抜ける馬の姿に拍手を送り、地元の女性も「勇壮な馬駆けが見られてよかった」と満喫した様子だった。
騎手で同町筋の団体職員、樫山真弥さん(26)は「乗る前には馬の状態をよく見るように心掛けている。2頭そろって、無事に走ることができてよかった」と笑顔だった。