新緑の山を彩るアケボノツツジの花(4月27日、和歌山県田辺市の法師山で)
和歌山県田辺市の大塔地域にある法師山(標高1120メートル)で、アケボノツツジ(ツツジ科)のピンク色の花が咲き誇り、新緑の山を彩っている。
4月27日、山頂にかけての稜線部では、登山道沿いのあちらこちらで満開の花が見られた。ほかにもミツバツツジなどが咲いている。足元には、多年草で白いギンリョウソウ(ツツジ科)も見られ、登山者を楽しませている。
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アケボノツツジは日当たりの良い山地に生える落葉低木。県のレッドデータブックでは準絶滅危惧に分類されている。