大型トレーラーが通れません 環状交差点の工事休止
和歌山県田辺市龍神村柳瀬の虎ケ峰交差点を、環状交差点にする県の工事が7月から休止している。外部から大型トレーラーが通行できないと指摘を受けたため。現在、設計の見直しを進めており、追加の用地買収も検討している。
車の通行部分が環状(ドーナツ状)の交差点は、徐行運転による事故の軽減、CO2(二酸化炭素)削減効果が期待されるという。2014年に改正された道路交通法で導入が始まった。県内では同交差点が第1号になる。
交差点は県道田辺龍神線と県道龍神中辺路線が交わる丁字路で、今年4月に整備が始まった。環状交差点の直径は27メートル。通常の車の運行には問題はないが、荷物を積む部分を牽引する大型トレーラーでは角度がきつく回りきれないという。
県西牟婁振興局建設部は「現在、大型トレーラーが安全に回れる形状を検討している。今年中に工事を再開し、本年度中に完成させたい」と話している。
車の通行部分が環状(ドーナツ状)の交差点は、徐行運転による事故の軽減、CO2(二酸化炭素)削減効果が期待されるという。2014年に改正された道路交通法で導入が始まった。県内では同交差点が第1号になる。
交差点は県道田辺龍神線と県道龍神中辺路線が交わる丁字路で、今年4月に整備が始まった。環状交差点の直径は27メートル。通常の車の運行には問題はないが、荷物を積む部分を牽引する大型トレーラーでは角度がきつく回りきれないという。
県西牟婁振興局建設部は「現在、大型トレーラーが安全に回れる形状を検討している。今年中に工事を再開し、本年度中に完成させたい」と話している。