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45店参加し食べ歩きイベント 田辺市で20日に「味光路バル」

「味光路バル」をアピールする岡野祐己委員長(左)ら実行委員会メンバー=和歌山県田辺市湊で
「味光路バル」をアピールする岡野祐己委員長(左)ら実行委員会メンバー=和歌山県田辺市湊で
 飲食店を巡り、食べ歩きを楽しむ「味光路バル」が20日、和歌山県田辺市のJR紀伊田辺駅前の飲食街「味光路」周辺である。コロナ禍で苦境の飲食店が「外食の楽しさを思い出してもらおう」と実行委員会をつくり、企画した。居酒屋や焼き肉店、バーなど45店が参加する。午後3時~翌午前4時。


 チケットは3枚つづりで2500円。参加店はポスターが目印で、チケット1枚につき、ドリンク1杯と料理1品を提供する。各店とも通常より割安だったり、当日限定だったりと、自慢のメニューを準備している。ドリンクの梅酒は紀州田辺梅干協同組合の7社が提供する。

 バルの楽しみ方は、まず各店のメニューや地図を掲載したリーフレットで好みの店を選ぶ。店でチケットを見せて、バルメニューを注文。1店で1人1枚が原則、食事を堪能したら、次の店へと「はしご」してもらいたいという。

 市内での「バル」イベントは2017年以来。実行委員長で、「チャイニーズ酒場 福福」などを経営する岡野祐己さん(32)は「新店が増え、初参加の店も多い。この機会に知ってもらいたい。多くの人に足を運んでもらえれば、活気は飲食店だけでなく、酒販店、タクシー、運転代行にも波及する」と期待している。

 参加の飲食店は県のガイドラインに沿って新型コロナ感染防止対策をし、対策内容を店頭に提示するなどしている。

 前売り券は田辺駅前の田辺エンプラス2階南紀みらい、田辺商工会議所(田辺市新屋敷町)、リカーショップスナノ(下屋敷町)、福福(湊)で販売している。

 当日券は味光路バル本部の旧楽トレ・フィットネス(湊)で午後4時から販売。なくなり次第終了。

 当日券は少ないため、実行委は「確実に楽しんでもらうため、前売り券の購入を勧めている」という。前売り券は18日午後4時~6時、田辺エンプラス前でも出張販売する。

 問い合わせは田辺商工会議所(0739・22・5064)へ。

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