河原の温泉いい湯だな 仙人風呂がオープン
和歌山県田辺市本宮町の川湯温泉で4日、川底から湧き出す温泉を利用する露天風呂「仙人風呂」が始まった。来年2月28日までの午前6時半~午後10時に、無料で入浴できる。
熊野本宮観光協会などが1985年から続けている冬季の恒例イベント。当初は1日にオープンする予定だったが、川が増水した影響で延期していた。
温泉街を流れる熊野川支流の大塔川にある。横幅約28メートル、奥行き約12メートルで、深さは60センチほど。川の水を引き入れることで、40度前後に調整している。
4日は開湯式で、地元の観光関係者らが安全を祈願した後、待ちわびていた観光客らが入浴した。
大阪府吹田市から家族4人で来ていた会社員の大仲哲也さん(52)は「仙人風呂は10回目くらい。今回もちょうど良い温度だった」と満足そうだった。
仙人風呂実行委員会の委員長で、仙人に扮(ふん)して開湯を宣言した芝伸一さん(63)は「自然の中にある広いお風呂で、ゆっくり、のんびりとくつろいでもらいたい」と話した。
主催者は「入浴時は水着を着用して」と呼びかけている。期間中の土曜午後8~10時には、周囲に灯籠を置く演出がある。来年1月22日には「仙人風呂かるた大会」を開く予定。
問い合わせは熊野本宮観光協会(0735・42・0735)へ。
熊野本宮観光協会などが1985年から続けている冬季の恒例イベント。当初は1日にオープンする予定だったが、川が増水した影響で延期していた。
温泉街を流れる熊野川支流の大塔川にある。横幅約28メートル、奥行き約12メートルで、深さは60センチほど。川の水を引き入れることで、40度前後に調整している。
4日は開湯式で、地元の観光関係者らが安全を祈願した後、待ちわびていた観光客らが入浴した。
大阪府吹田市から家族4人で来ていた会社員の大仲哲也さん(52)は「仙人風呂は10回目くらい。今回もちょうど良い温度だった」と満足そうだった。
仙人風呂実行委員会の委員長で、仙人に扮(ふん)して開湯を宣言した芝伸一さん(63)は「自然の中にある広いお風呂で、ゆっくり、のんびりとくつろいでもらいたい」と話した。
主催者は「入浴時は水着を着用して」と呼びかけている。期間中の土曜午後8~10時には、周囲に灯籠を置く演出がある。来年1月22日には「仙人風呂かるた大会」を開く予定。
問い合わせは熊野本宮観光協会(0735・42・0735)へ。