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白良浜が冬支度 砂防ネットを設置

白良浜に防砂ネットを設置する町職員ら(25日、和歌山県白浜町で)
白良浜に防砂ネットを設置する町職員ら(25日、和歌山県白浜町で)
 和歌山県白浜町の白良浜で25日、防砂ネットの設置作業があった。冬の北西風で砂が付近の県道や陸地に押し上げられないよう1982年から設置しており、白浜に冬の到来を告げる風物詩になっている。来年3月中旬に撤去する予定。

 町の職員ら約10人で設置した。スコップで砂浜に深さ約0・6メートルの穴を掘り、そこに長さ約1・5メートルの木くいを約2メートル間隔で立てて木づちで打ち込んだ。木くいに長さ20~30メートルのネットをひもで固定。15~20メートル間隔で約20枚張った。ネットは漁で使う網を使用している。

 町観光課の三木田政隆さん(42)は「まだコロナ禍だが、白浜の観光客は去年に比べるとだいぶ戻ってきている。来年は完全に元に戻ってくれればうれしい」と話した。

 この日は、町内の江津良浜にも防砂ネットを約10枚設置した。来年4月中旬に撤去する予定。 

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