戦時中の雑誌22冊展示 上富田町立図書館
和歌山県上富田町朝来の町立図書館は、太平洋戦争中に出版されたグラフ雑誌22冊を展示している。図書館職員は「貴重な資料だと思うので、たくさんの方に直接手に取って見てもらえたら」と話している。展示は12月25日まで。
雑誌は、太平洋戦争中の1942(昭和17)年と43(同18)年に「東洋文化協會」が発行した「画報躍進之日本」。当時の国際情勢や旧日本軍による戦果、占領地の様子などを写真とともに報じている。
7月に上富田町岩田の元小学校教諭、宮本昇さん(73)が町教育委員会に寄贈した。宮本さんの「誰にでも自由に読んでもらえるようにしてほしい」との思いを受けて、図書館で展示することが決まった。上富田町朝来の郷土資料館での展示も予定している。
図書館で雑誌を見た70代の女性は「調子の良いことばかり書いていて、アメリカやイギリスに対するびっくりするような表現もある。戦争の足跡や世界の情勢など、いろんなことが勉強になる」と話していた。
雑誌は、太平洋戦争中の1942(昭和17)年と43(同18)年に「東洋文化協會」が発行した「画報躍進之日本」。当時の国際情勢や旧日本軍による戦果、占領地の様子などを写真とともに報じている。
7月に上富田町岩田の元小学校教諭、宮本昇さん(73)が町教育委員会に寄贈した。宮本さんの「誰にでも自由に読んでもらえるようにしてほしい」との思いを受けて、図書館で展示することが決まった。上富田町朝来の郷土資料館での展示も予定している。
図書館で雑誌を見た70代の女性は「調子の良いことばかり書いていて、アメリカやイギリスに対するびっくりするような表現もある。戦争の足跡や世界の情勢など、いろんなことが勉強になる」と話していた。