椿温泉湯治体操が完成 白浜町、地元住民にお披露目
和歌山県白浜町椿にある旅館「しらさぎ」で20日、「椿温泉湯治体操」のお披露目会があった。体操を開発した健康運動指導士の寺田尊紀さん(44)=和歌山市=は「全世代の誰もができる、気持ちから元気になってもらえる体操。今日生まれた体操を皆さんで育てていってもらいたい」と呼びかけた。
寺田さんは、椿に根付いている湯治文化を未来に残そうと、さまざまな取り組みを続けている「しらさぎ」の女将、熊野幸代さん(48)の考えに共感。オリジナル体操の開発を提案し、約3カ月かけて完成させた。
体操は、由良町出身のシンガー・ソングライター藪下将人さんが作った椿温泉のご当地ソング「椿」に合わせて約4分間、体を動かす。手を椿の花の形にしてスクワットをしたり、シラサギをイメージして手を広げたりする体操で、いすに座ったままや寝たままでもできる。
お披露目会で地域住民や旅館スタッフに体操を指導した寺田さんは、健康のためには人とのつながりやコミュニケーションを取ることが大事であると強調し「この体操で地域住民のつながりが強くなり、湯治で訪れる人と地域住民もつながってくれれば」と期待した。
寺田さんと一緒に体操をした熊野さんは「湯治に来ている人にとっては、ラジオ体操でもハードルが高いこともあるので、何かできることはないかと考えていたところに、ちょうど新しい体操の話を頂いた。この体操で湯治で訪れたお客さまだけでなく、地域全体で元気になっていけるよう、しっかりと覚えて広げていきたい」と話した。
寺田さんは、椿に根付いている湯治文化を未来に残そうと、さまざまな取り組みを続けている「しらさぎ」の女将、熊野幸代さん(48)の考えに共感。オリジナル体操の開発を提案し、約3カ月かけて完成させた。
体操は、由良町出身のシンガー・ソングライター藪下将人さんが作った椿温泉のご当地ソング「椿」に合わせて約4分間、体を動かす。手を椿の花の形にしてスクワットをしたり、シラサギをイメージして手を広げたりする体操で、いすに座ったままや寝たままでもできる。
お披露目会で地域住民や旅館スタッフに体操を指導した寺田さんは、健康のためには人とのつながりやコミュニケーションを取ることが大事であると強調し「この体操で地域住民のつながりが強くなり、湯治で訪れる人と地域住民もつながってくれれば」と期待した。
寺田さんと一緒に体操をした熊野さんは「湯治に来ている人にとっては、ラジオ体操でもハードルが高いこともあるので、何かできることはないかと考えていたところに、ちょうど新しい体操の話を頂いた。この体操で湯治で訪れたお客さまだけでなく、地域全体で元気になっていけるよう、しっかりと覚えて広げていきたい」と話した。