紀南から世界目指せ バレーボール植田塾の第2期開講
バレーボールの選手や指導者として世界で活躍する人材を育てようと、男子日本代表元監督の植田辰哉さん(57)が和歌山県紀南地方の子どもたちを指導している。自らが塾長を務める「龍神植田塾」の第2期が7日、田辺市内で始まった。
龍神植田塾の第1期は昨年10月から今年3月まであり、12歳以下と15歳以下のクラスに男女約80人が参加した。第2期は12歳以下に40人、15歳以下に30人、18歳以下に3人が参加。来年3月まで計12回あり、植田さんによる実技の指導や、コミュニケーション能力を養う講座、フィジカルトレーニングなどをする。
第2期の初回は7、8日、田辺市上の山1丁目の田辺スポーツパークであった。開塾式で植田さんは「皆さんが将来、指導者になったり、高校や大学に行ったりした時にリーダーになるための塾。自分の目的、目標を明確にしてほしい」とあいさつした。
練習では、元日本代表選手で、植田さんの教え子でもある東山高校(京都市)男子バレーボール部監督の松永理生さん(40)も参加した。
コミュニケーションの講座では、田辺市出身のフリーアナウンサー楠淳生さん(64)が指導した。楠さんは「いい選手や指導者になるためには言葉に興味を持ち、思考力を身に付けてほしい」と呼びかけた。
第1期からの塾生で、18歳以下のクラスに参加している田辺高校1年の井谷雫君(15)は、小学生時に植田さんの指導を受けた。「地元で塾を開いてもらってうれしい。バレーの技術を高め、指導者になることも視野に入れて取り組みたい」と、意気込みを話した。
植田さんは現在、大阪商業大学の教授を務め、バレーボール部の総監督でもある。男子日本代表の監督をしていた2012年、男子日本代表チームの愛称「龍神NIPPON」にちなんで田辺市龍神村の住民らと交流した縁で、紀南の子どもらを指導している。
3~5日には、同市と白浜町で「第1回龍神植田杯争奪・高校生バレーボール大会」があり、県外や地元の男子12校が参加した。選手の発掘や育成を目的に植田さんの呼びかけで始まり、今後も紀南地方で大会を続けるという。
龍神植田塾の第1期は昨年10月から今年3月まであり、12歳以下と15歳以下のクラスに男女約80人が参加した。第2期は12歳以下に40人、15歳以下に30人、18歳以下に3人が参加。来年3月まで計12回あり、植田さんによる実技の指導や、コミュニケーション能力を養う講座、フィジカルトレーニングなどをする。
第2期の初回は7、8日、田辺市上の山1丁目の田辺スポーツパークであった。開塾式で植田さんは「皆さんが将来、指導者になったり、高校や大学に行ったりした時にリーダーになるための塾。自分の目的、目標を明確にしてほしい」とあいさつした。
練習では、元日本代表選手で、植田さんの教え子でもある東山高校(京都市)男子バレーボール部監督の松永理生さん(40)も参加した。
コミュニケーションの講座では、田辺市出身のフリーアナウンサー楠淳生さん(64)が指導した。楠さんは「いい選手や指導者になるためには言葉に興味を持ち、思考力を身に付けてほしい」と呼びかけた。
第1期からの塾生で、18歳以下のクラスに参加している田辺高校1年の井谷雫君(15)は、小学生時に植田さんの指導を受けた。「地元で塾を開いてもらってうれしい。バレーの技術を高め、指導者になることも視野に入れて取り組みたい」と、意気込みを話した。
植田さんは現在、大阪商業大学の教授を務め、バレーボール部の総監督でもある。男子日本代表の監督をしていた2012年、男子日本代表チームの愛称「龍神NIPPON」にちなんで田辺市龍神村の住民らと交流した縁で、紀南の子どもらを指導している。
3~5日には、同市と白浜町で「第1回龍神植田杯争奪・高校生バレーボール大会」があり、県外や地元の男子12校が参加した。選手の発掘や育成を目的に植田さんの呼びかけで始まり、今後も紀南地方で大会を続けるという。