高野町の高野山大学で２３日午後２時～４時半、「ＡＩ（人工知能）シンポジウム」が開かれる。テーマは「ＡＩが拓く高野山の知の可能性―金剛峯寺日誌『日並記』の解読をめぐって」。参加無料。

　高野山真言宗総本山金剛峯寺社会人権局、部落解放同盟和歌山県連合会、和歌山人権研究所の主催。高野山文書編さん会事務局の小笠原正仁さんが「日並記の翻刻の現状と課題」、ＡＩを活用したサービスを開発している「エクサウィザーズ」（東京都）代表取締役社長の石山洸さんが「空海とＡＩ―手書き文字解読から社会課題解決まで」と題して、それぞれ話す。

　問い合わせは、和歌山人権研究所（０７３・４７４・４４００）へ。