【動画】上富田町長選で奥田氏が再選 新顔との一騎打ち制す
任期満了に伴う和歌山県上富田町長選は30日に投開票され、無所属現職の奥田誠氏(58)=自民推薦=が、無所属新顔で元県職員の田中健司氏(60)を694票差で破り、再選された。当日有権者数は1万2919人、投票率は61・82%。前回町長選(2018年)の60・74%より1・08ポイント高かった。
奥田町政1期4年の評価が問われた選挙。現職と新顔の2候補による一騎打ちとなったが、有権者は奥田氏の続投を選んだ。
前回、41年ぶりの町長選で初当選した奥田氏は、2期目を目指して昨年6月に立候補を表明、町政の継続を訴えた。それに対し、奥田氏を支援していた前町長の小出隆道氏らが対立候補となる田中氏を支持。田中氏は昨年10月に立候補を表明して現職に挑んだ。
選挙戦で奥田氏は、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、集会を開かず街頭活動を中心に展開。1期4年で積み上げた実績を強調する一方、2期目に向けて防災や減災、高齢者の暮らしを支える施策など具体的な公約を掲げ、一部の町議らとともに町内を回って各地で演説し、支持を固めた。
田中氏は、県職員として培った行政経験と人脈をアピール。住民との対話や連携を重視し、「チーム上富田」をキャッチフレーズに草の根の活動で支持を集めた。各地で街頭演説をするなどして現職への批判票を取り込み、追い上げたが、及ばなかった。
奥田町政1期4年の評価が問われた選挙。現職と新顔の2候補による一騎打ちとなったが、有権者は奥田氏の続投を選んだ。
前回、41年ぶりの町長選で初当選した奥田氏は、2期目を目指して昨年6月に立候補を表明、町政の継続を訴えた。それに対し、奥田氏を支援していた前町長の小出隆道氏らが対立候補となる田中氏を支持。田中氏は昨年10月に立候補を表明して現職に挑んだ。
選挙戦で奥田氏は、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、集会を開かず街頭活動を中心に展開。1期4年で積み上げた実績を強調する一方、2期目に向けて防災や減災、高齢者の暮らしを支える施策など具体的な公約を掲げ、一部の町議らとともに町内を回って各地で演説し、支持を固めた。
田中氏は、県職員として培った行政経験と人脈をアピール。住民との対話や連携を重視し、「チーム上富田」をキャッチフレーズに草の根の活動で支持を集めた。各地で街頭演説をするなどして現職への批判票を取り込み、追い上げたが、及ばなかった。