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アサギマダラの魅力伝える 上富田文館で写真と絵の展示

上富田文化会館ロビーに展示されているアサギマダラの写真=和歌山県上富田町朝来で
上富田文化会館ロビーに展示されているアサギマダラの写真=和歌山県上富田町朝来で
 海を渡って約2千キロの旅をするチョウ「アサギマダラ」の写真と絵が、和歌山県上富田町朝来の上富田文化会館ロビーで展示されている。時間は午前9時~午後5時。入場無料。月曜は休館。2月末まで。

 地域おこし団体の「DARUMA Club(ダルマ クラブ)」(吉田耕司代表)が主催。昨年10、11月に募集したアサギマダラアート・フォトコンテストの入賞作品など計10点を展示している。

 毎年10月中旬~11月中旬に同町に飛来してくるアサギマダラの魅力を知ってもらおうと企画し3回目。会場には優雅に空を舞ったり、花に止まって蜜を吸ったりしているアサギマダラの作品が並ぶ。

 展示初日の8日にはロビーでコンテストの表彰式があり、吉田代表(68)が、写真の部最優秀賞の高橋範行さん(白浜町)、優秀賞の加茂哲也さん(田辺市)と中西克仁さん(海南市)、アートの部最優秀賞の松下恭子さん(みなべ町)に表彰状を手渡した。

 コンテストには県内各地から写真の部に約30点、アートの部に1点の応募があった。

 高橋さん(60)は「初めての入賞に驚いている」と喜び、吉田代表は「作品のレベルが年々上がっている」と話していた。

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