県中学校総体の柔道競技がこのほど、橋本市であり、女子団体で明洋（田辺市）が準優勝した。明洋女子は８、９日に大津市である近畿大会に出場する。

　女子団体は１チーム３人で戦い、１２校が出場。明洋のメンバーは、２年生の藤田実さんと山口晏奈さん、１年生の山口晟誇さんと吉田ゆきなさんの４人。３校ずつ４ブロックに分かれた予選リーグで、明洋は河北（和歌山市）に３―０、高野口（橋本市）に２―０で勝って予選を突破した。

　予選１、２位の８校による決勝トーナメントでは、１回戦で富田（白浜町）に３―０、準決勝で河西（和歌山市）に３―０で勝ち、決勝で箕島（有田市）に０―３で敗れた。

　明洋主将の藤田さんは「去年は県で３位だったので順位が上がってよかった。近畿大会でまず１勝するために、自分より大きい相手との戦い方を考えたい」と話している。

　県大会の個人戦は、各階級とも優勝者が全国大会、優勝者と準優勝者が近畿大会の出場権を得た。明洋からは女子７０キロ級の山口晟誇さん、女子７０キロ超級の山口晏奈さんがともに準優勝で、近畿大会へ出場する。

　この他、紀南勢の個人戦上位入賞者は次の皆さん。

【男子】

　５５キロ級＝（１）杉本気翼（切目３年）
　６６キロ級＝（３）川口大陽（串本３年）

【女子】

　５２キロ級＝（３）森山咲（富田２年）
　６３キロ級＝（３）吉田ゆきな（明洋１年）
　７０キロ超級＝（３）西原明里（上富田３年）