紀伊民報が優秀賞 地方新聞のデジタル活用案:紀伊民報AGARA|和歌山県のニュースサイト

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紀伊民報が優秀賞 地方新聞のデジタル活用案

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 全国の地方新聞社がデジタルを活用したビジネスのアイデアを競うコンテストで、和歌山県田辺市の紀伊民報が優秀賞に選ばれた。

 コンテストは、全国の地方新聞47社が参加するビルドニューローカル実行委員会が主催。38社が58件のアイデアを提案した。

 優秀賞に選ばれた紀伊民報の提案は「GIGAスクール・地域学習・探求学習を対象としたデジタル教材と情報共有ツール」。高校生が地域について学ぶ「総合的な探求の時間」の教材として新聞記事を提供するとともに、学習成果をウェブページに公開する仕組みを整える。

 最優秀賞は埼玉新聞社の「じぶんデザイン ひと、育つ、埼玉。自ら未来を創る、心豊かな人を、埼玉から」。地元企業と協力して子どもたちに体験学習の場を定額制で提供するとともに、その体験をデジタルで共有する。

 特別賞には神戸新聞社の「~生産者と消費者をつなぐ物流に付加価値を~地域物流で地域活性化プロジェクト ひょうごとれたてフレッシュ便」が選ばれた。新聞配達網を農産物の物流に生かし、無駄を減らすという提案。

 3社は、コンテストに特別協力しているグーグルニュースイニシアティブ(GNI)の支援を受けながらアイデアの事業化に取り組む。

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