釣り鐘型の黄色い花開く 古座川町でキイジョウロウホトトギス
和歌山県古座川町相瀬、国の天然記念物「古座川の一枚岩」の近くを通る国道371号沿いの斜面で、群生するキイジョウロウホトトギス(紀伊上臈杜鵑草)が釣り鐘のような形をした黄色い花を咲かせている。
紀伊半島南部の固有種で、県のレッドデータブックでは「希少性、開発に伴う生育地の消失、園芸用採取による個体数の激減」を理由として絶滅危惧2類に分類されている。
川沿いの岩上などに生育するユリ科の多年生草本で、茎の長さ40~80センチほど。秋に長さ約4センチの黄色い花を咲かせる。紀伊半島南部に分布し、花が貴婦人(上臈)のように美しく、花弁の斑点が鳥のホトトギスの胸の模様に似ていることから名付けられたといわれる。
道の駅「一枚岩」で飲食や物産の販売、キャンプ場の運営をしている「monolith(モノリス)」で働く奥慶彦さん(35)は「3日ほど前から咲き始めた。葉が日焼けしているところもあるが、花はとても美しい。まだつぼみが多いのでしばらく楽しめそう」と話していた。
紀伊半島南部の固有種で、県のレッドデータブックでは「希少性、開発に伴う生育地の消失、園芸用採取による個体数の激減」を理由として絶滅危惧2類に分類されている。
川沿いの岩上などに生育するユリ科の多年生草本で、茎の長さ40~80センチほど。秋に長さ約4センチの黄色い花を咲かせる。紀伊半島南部に分布し、花が貴婦人(上臈)のように美しく、花弁の斑点が鳥のホトトギスの胸の模様に似ていることから名付けられたといわれる。
道の駅「一枚岩」で飲食や物産の販売、キャンプ場の運営をしている「monolith(モノリス)」で働く奥慶彦さん(35)は「3日ほど前から咲き始めた。葉が日焼けしているところもあるが、花はとても美しい。まだつぼみが多いのでしばらく楽しめそう」と話していた。